カテゴリー「◎クルマ・バイク関連記事」の22件の記事

2017年8月 7日 (月)

「事故に遭いやすい人」とは

北海道で右折する乗用車と直進するバイクが衝突し、乗用車の助手席の女性とバイクの男性が死亡する事故があった。

いわゆる「右直事故」。バイクのヘッドライトの常時点灯が義務付けられているのはこれを防ぐのが大きな目的。

直進するバイクが優先だから過失は右折車の方にある訳だけど(一般的には15:85らしい)、バイクの方は「青信号だから俺が優先だ!」とばかりに何も考えないで猛スピードで交差点を通過するライダーが多い。特に黄色信号で加速しながら交差点に進入すると、右折待ちのクルマもそのタイミングを狙っているから右直事故は起こりやすい。いずれにしても、スピードが速ければ速いほど、クルマからはバイクの存在は気付かれにくいから交差点を法定速度を超えて通過するのは自殺行為だ。今回の事故の場合、乗用車の助手席の女性が死亡したということは、おそらくバイク側がものすごいスピードを出していたのだろう。

自分がバイクに乗っていた頃は、反対車線に右折待ちのクルマがいて、「こいつ、もしかしたら自分の前で曲がるかもしれないぞ」と思ったら万が一右折を開始されても回避できる速度に減速したものだ。それで救われたことが何度もある。

死んでしまったら、どっちに過失が大きいかなど関係ない。事故はたいてい、誰かが交通ルールを守らないから起きる。だから、「守らない人がいるかもしれない」という前提で「こいつ、もしかしたら・・・するかもしれない」と危険予測をして運転することが自分の身を守る。事故に遭いやすい人は、それができない、権利主張が強い人だと思う。

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2014年6月19日 (木)

「水よりも安いガソリン」を「高い」と言う不思議

Gasolineprice_2ガソリン価格が3か月前から10円上がって167円になったとマスコミは大騒ぎをしている。

いわく、「生活が苦しくなる」「クルマの使用を控える」「満タンにするのが怖い」などと街の声の取材を見ると馬鹿じゃないかと思う。

日常的に500mlのミネラルウォーターに100円(つまりリッター200円)払うことに何の疑問も持たない人が、中東で原油を掘削して、タンカーで日本まで運び、精製してタンクローリーでスタンドに運んで167円で買えるガソリンを「高い」と思えるのが不思議だ。

燃料タンクが40リッターのクルマを満タンにした時に、ガソリンが10円上がっても400円の差。どこかに出かけてお土産をひとつ買わなければすむ差だ。その程度の値上がりで「クルマの使用を控える」くらいなら、最初からクルマに乗らなければいい。

日本人は、世界で最も安全で美味しい水道水がありながら、ガソリンが高いと文句を言いながら、それよりも高い水を何の疑問も持たずに買う。500mlのミネラルウオーターが100円なのを高いと思わないけれど、同じ量のガソリンが84円だと高いと言う。この消費者感覚がおかしいと思うのは自分だけだろうか?

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2013年11月28日 (木)

東京モーターショー、ホンダのブースに違和感

独断と偏見に満ちた少数意見だとは思うけれど、東京モーターショーのホンダのブースに、すごく違和感を感じた。

Img_8211_460x307

曰く、「Hondaの創業時。研究所にはスパナが2本しかなかった。」から始まり、社史っぽいビデオに、「枠にはまるな」という大上段に構えたスローガン。日本で最初にF1に挑戦した時のクルマや、耕耘機や初代スーパーカブなどの歴史的商品も展示されていた。

私は、企業がノスタルジーに浸るようになったら終わりだと思っている。今回のホンダの目玉は、かつてのS500の復活とも言えるS660だから、創業期のホンダにかけた、という発想もわからないではない。

しかしこれ以外にも、ブースの各所のステージには、純白の衣装をまとった男女が、腕を広げて教会の讃美歌を歌うような意味不明の演出。「どうだ、クリエイティブだろう」と言っている広告代理店の臭いがプンプンしていた。他のメーカーが、あっさりとクルマを展示している中で、ホンダのブースだけが妙に演出がかっていた。それが製品を引き立てるものならいいのだけれど、私には無駄な演出にしか見えなかった

製品を売ったり、企業のイメージアップをするという本来目的よりも、「クリエイティブのためのクリエイティブ」で自己陶酔し、企業のお偉いさんをうまくおだて上げて大金を巻き上げるのが上手な広告代理店とは今までのキャリアの中ではよくつきあってきたので、基本的に広告代理店には不信感がある。

だから、企業の芸術作品気取りの自己満足的広告は大嫌いだ。例えば大和証券の、"Passion for the Best"のCMシリーズ。映像自体は素晴らしいと思うけれど、証券という事業とは何の関係もないし、このスローガン自体が意味も根拠も不明。芸術作品を作って悦に入っているつもりだろうが、投資家の立場からは、そんなことに何億円も無駄遣いするような証券会社に自分の金や資産を預けようとは、少なくとも私は思わない。

もちろん、ホンダは終わっていない、元気な企業だと思う。むしろ、日本の車メーカーの中では一番好きだ。だからこそ、このような、「ああ、ホンダもとうとうノスタルジーに浸るような企業になってしまったのか」という印象を与えるような展示は残念で腹が立つのだ。

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2013年10月 7日 (月)

運転するときは発炎筒と三角停止板の確認を!

桜塚やっくんが、高速道路で事故を起こし、クルマから降りて後続車を止めようとしているところを後続車にはねられて死亡するという事故が起きた。

痛ましい事故だけど、いくつもの判断ミスが。高速道路上、特に追い越し車線で止まって動けないならば、クルマから降りて早くガードレールの外側に出るべきで、車線側に出るのは自殺行為。まずやるべきことは警察に電話する前に発炎筒を焚いて、クルマの後方へ投げるべきだったろう。それで安全を確保した上で三角停止板を置いて、警察に連絡するのはそれからでも遅くない。

Jaf

そう言いながら、発炎筒はすぐに使えるようにしておくべきとあらためて思った。自分は自家用車は所有していなけれど、これからはカーシェアやレンタカーを借りる時は、走り出す前に発炎筒の場所を確認しよう。最近では高輝度LED方式のものもあるようだから、5分程度しかもたない発炎筒と違って、少なくとも事故処理が終わるまでは発光し続けることができるから、クルマに乗る時は自衛のために常備しようかとも思う。

ところで、これを書いていて三角停止板(停止表示板)のことを調べたら驚きの事実が。道路交通法では、高速道路上で緊急停止する場合は停止表示板を設置する義務があり、怠ると「故障車両表示義務違反」となり、点数は1点、反則金は6千円が課せられる。

ところが、である。装備が義務付けられている発炎筒とは異なり、停止表示板は購入義務も搭載義務もない。つまり、いざ使わなければならない状況になった時に持っていなければ初めて違反になる、という片手落ちの法律。そんな偶然や確率に任せた法律があるか。設置義務があるのだったら、搭載義務もあるべきだろう。

皆さんも、もう一度発炎筒と三角停止板の使い方を、以下のホンダのサイトで復習しておきましょう。
「発炎筒の使い方」
「停止表示板の使い方」

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2010年12月14日 (火)

フィットハイブリッドのど新車をカーシェア

先日、カーシェアリングのご紹介をしましたが、最近のオリックスカーシェアは勢いがあります。

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カーシェアリング

我が家から徒歩2分ほどの場所にワゴンRが2台あるステーションがあるのですが、今週からやはり徒歩2分ほどのところに、新型ホンダフィットハイブリッドが2台配備されたステーションが新設されました。色は、ハイブリッド専用色の「フレッシュライム・メタリック」。エコをテーマにしたグリーンということだと思います。
Fit_station
料金は、オリックスカーシェアの標準料金で、15分200円、6時間3,500円、12時間4,500円、24時間6,000円プラス距離料金1キロあたり15円です。この料金は軽自動車のワゴンRとも同じで、荷物の積載量も同じくらいなので、今後はこのフィットばかり利用することになりそうです。

妻の実家から荷物を運ぶ用があったので、早速いつも通りiPhoneのアプリで6時間予約して利用してみました。オドメーターを見てみると、なんと累計走行距離17キロのど新車。間違いなく利用者第一号でしょう。
Fit_odometer

旧型のフィットは最近カーシェアで利用したことがあるのですが、例えばFIAT500と比べるとエンジン音も走りもどこか安っぽくて、高速道路でもハンドルが軽すぎて直進安定性に欠けてあまりいい印象ではありませんでした。でもこのフィットハイブリッドはこれらの不満点はありませんでした。

Fit

旧型フィットよりはかなり静かで、乗り心地もバッテリーを床下に積んでいるせいか低重心感があって重厚な感じです。インサイトもレンタカーで何度も利用したことがあるのですが、フィットのパワー感も似ていて、発進時はハイブリッド特有のモーターアシストによる力強いトルクが感じられました。でもそれ以外は、言われなければハイブリッドだとわからない、1.3リッターではなくて1.5リッターくらいの排気量の大きいクルマに乗っている、という印象です。

Fit_luggage

装備はベースグレードですが、オリックスカーシェア標準のETCとカーナビ(カロッツエリア・・・イマイチですが)はもちろん、オートエアコンとクルーズコントロールまで付いています。フィットは後席を倒すとフルフラットになるので、ご覧のようにかなり荷物を積めます。

しかしこれで走りと装備で雲泥の差がある軽のワゴンRと同料金では、その存在意義がますます疑問になってきます。最近軽とコンパクトの料金を一本化したばかりですが、オリックスさん、軽は引退させるか、料金を下げないと誰も利用しないと思いますよ。

今回は給油不要のカーシェアリングだったので、リッター30キロという低燃費を確認することはできませんでしたが、約85キロ走っても燃料計はFULLを指したままでした。実は今週末、今度はニッポンレンタカーで同じフィットハイブリッドを利用する予定なので、その時に燃費の報告をしたいと思います。

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2010年11月 8日 (月)

カーシェアリングでまっピンクのFIAT 500!

このブログでは何回か書いていますが、さそりいのししは以下の理由でクルマは所有していません:
・都心に住んでいるのでどこに行くにも電車の方が安くて早いしエコ
・妻は免許を持っていないし、子供がいない
・クルマがあったとしても週末しか使わない
・駐車場代が高い
なので、最近始めたゴルフに行く時や、大きな荷物を運ぶ時はカーシェリングやレンタカーを利用しています。毎週末使っても、ひと月の駐車場代にも満たないので経済的です。

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Fiat5001_2

中でも最も多用しているのが、オリックスのカーシェア。月額基本料が2,000円で、15分200円単位で借りられます。1時間使っても800円なので、タクシー感覚で使えます。短時間または長時間・短距離の利用にはカーシェア、長時間・長距離はレンタカーという使い分けをしています。

カーシェアをレンタカーと比べた場合の違いは(オリックスの場合):
・15分単位で借りられる
・「満タン返し」不要の代わりに、1キロ当たり15円の従量料金
・店舗や店員を介さずに、マンションや一般の駐車場に設けられた「カーステーション」から直接、思い立ったらすぐに24時間いつでも借りられる
・車種は軽自動車とコンパクトカーのみ

さて、使い方ですが、会員登録をすると、非接触ICカードが発行され、これをクルマの窓のセンサー(写真左側)に当てるとセンターに予約情報と照合され、遠隔操作でドアロックが解除されます。クルマのキーはグローブボックスの中にあるキーボックス(写真右)につながれていて、これを「貸出」の位置に回して鍵を抜くと利用開始となります。右側にあるのは「給油カード」で、途中でガソリンがなくなりそうになった場合はこのカードを使って給油します(もちろん利用者には請求されませんし、給油した場合はお礼として15分サービスされます)。

Carshare

カーステーションは、都内にかなりの数があり、自分の場合は自宅から徒歩2分ほどのマンションの駐車場にワゴンRが2台、徒歩圏内に軽自動車のステーションが数か所あり、電車で一駅の所にFIAT 500が2台とホンダFITが1台配備されています。近場は軽自動車、高速道路に乗る場合は1300ccクラスという使い分けにしています。

Fiat500_station_2

カーステーションはこんな感じです。この写真は実はオリックスカーシェアのiPhoneアプリからキャプチャしたもので、「セカイカメラ」と同様のAR(Augmented Reality=拡張現実)機能です。歩きながらiPhoneのカメラを空間にかざすと、ステーションがどの方向の何メートル先にあるかを教えてくれるので、初めて行くステーションを探すには大変便利です。

オリックスはこのiPhoneアプリが大変よく出来ていて、高機能でかつ使いやすく、予約も変更も実に素早く簡単に出来る点が、このサービスを多用する理由にもなっています。はっきり言ってPCより使いやすいです。サービス系のアプリでこれほどよく出来たものは見たことがなく、このアプリを開発したスタッフにあっぱれと言いたいです。

以前このブログでAmazonに関して書きましたが(こちら)、これからの時代はこのように目に見えないITインフラのバックエンドにお金をかけている企業が勝ち組になると思います。

Carsharing_iphone

そして先週、今キャンペーン中のまっピンクのFIAT 500(ちなみに、「ゴヒャク」ではなく、イタリア語読みで「チンクェチェント」と読むのが正しい)を借りました。12月末まではこのクルマが15分200円/6時間3,500円/12時間4,500円/24時間5,500円で借りられる上、その売上の一部は乳がん研究のピンクリボンに寄付されるのです。

Fiat500_frontFiat500_rear
Fiat500_sunroofFiat500_interior_2

FIAT 500は女性をターゲットにしているのか、シート位置が高く、身長182センチの自分には頭上が窮屈でルームミラーが前方視界を遮る感じはありましたが、すぐに慣れました。それよりも最初は違和感があったのはオートマなのに「P」の位置が無く、クリープ現象(アクセルを離すと少しずつ前進する)が無いというFiat独特のDualogicトランスミッションです。

DualogicはトルコンやCVTなどの純粋なオートマとは異なり、構造的にはマニュアル車に自動クラッチが付いた感じなので、オートモードで普通のオートマの感覚で運転するとシフトアップの際のショックが大きく感じます。しかし、マニュアルモードで運転すると、逆にオートマ車に人工的に付けたマニュアルモードよりは本物のマニュアルに近く、楽しい運転ができます。Dualogicはマニュアルモードで運転すべし、です。

エンジンは1200cc 69馬力なので同クラスの国産車と比べると非力ですが、低速トルク寄りなので街中ではキビキビ走るし、高速道路での安定性・静寂性も合格点でした。太い革巻きステアリングは適度な重みがあり、ホイールベースが短いので回頭性がよく、ロールも少ないので、ワインディングロードでも結構楽しめました。

まあでもこのクルマに乗る人は性能云々よりはこのかわいいデザインでしょう。このまっピンクの500で信号待ちの先頭にいると、横断歩道を渡る通行人(特に子供や女子)からは注目されます。指もさされます。大柄なサングラスをかけたおっさんが乗っていて、さぞかし違和感があったでしょう(笑)。

以前書いたFIAT 500の関連記事:
2009/1/21 FIAT500のイベント

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2010年9月14日 (火)

「環境性能のスーパーカー」、TESLA

生シュワちゃんの後は、生TESLAの話題です。クルマ好きの人ならば、スーパーカー並みの性能と400キロという長い航続距離の両立を実現した電気自動車TESLAのことは聞いたことがあると思います。TESLA MOTORS社は、2003年にシリコンバレーで設立されたベンチャーで、2008年から累計1,200台のRoadsterを出荷していて、偶然にも前日に会ったシュワちゃんもTESLAのオーナーです。

Tesla_red

このクルマ、0-時速100キロを4秒足らずで加速し、最高速度は212キロと、エコカーというよりはスーパーカーです。一回の充電で約400キロを走ることができ、これは東京から仙台、または名古屋、新潟までの片道距離に相当し、充電は4時間(200V70Aの場合)。ちなみに、日産がその総力を結集して年内に発売する電気自動車リーフの航続距離はわずか160キロで、これではレジャーでの使用は無理ですね。

TESLAは価格もスーパーカー並みの1,276万円ですが、日本政府のクリーンエネルギー自動車補助金324万円を受けられますので、実質的には952万円となります。

さて、何故TESLAの話題かと言うと、さそりいのししが会員になっている在日英語圏ビジネスマンのネットワーキング月例会(以前の記事 その1 その2)での今月のスピーカーが、TESLAのアジア太平洋地域ディレクターのKevin Yu氏だったからです。さそりいのしし的には、非常に印象に残った話しが3つありました。

Tesla_front
(これらの実車の写真は、講演が終わった後に同氏が会場となった日本橋のマンダリンホテルの下に停めていたRoadsterを見せてくれた時に撮ったものです)

one 技術的に面白かった話は、バッテリーに関するものでした。大手自動車メーカーがEVやハイブリッドに使っているバッテリーは専用設計の大型なものに対して、TESLAが使っているのは、パナソニック製のノートパソコン用の汎用セルを6,800個も束ねたものです。

Tesla_cells当初は、この手法は業界の笑いものだったそうです。なぜならば、円筒形のバッテリーを並べると、当然その間には多くの隙間が発生するので、集積度を上げることができないのでかさばるからです。

TESLAは、正に逆転の発想で、その隙間を利用して、そこに冷却用のチューブを通すことを考えました。電気自動車の充放電の効率に関する多くの技術的課題は熱対策にあるので、TESLAはこの手法でそれを解決し、どのメーカーも達成できなかった長い航続距離を実現できたわけです。同社の特許の多くはこのバッテリーの冷却と充電管理にまつわる技術とのことです。

ベンチャーだから、大手自動車メーカーのように専用設計のバッテリーの開発や製造にお金をかけられない。でもそれが逆にTESLAの強みになったわけです。
いまやトヨタもTESLAに出資し、豊田章男社長に

「Tesla社の高い技術力、モノづくりにかける強い思い、ひたむきな姿勢に、無限の可能性を感じた。ベンチャー企業である同社から、チャレンジ精神や意思決定の速さ、柔軟性など多くを学びたい」
と言わしめる存在にもなったことは、正にアメリカン・ドリームです。

Tesla_battery

two 二つ目の印象的な話しは、電気自動車に対する懐疑心の払拭です。電気自動車に関してよく言われるのは、「ゼロエミッション」というけれど、電気を作るのにもエネルギーを使うじゃないか」ということ。

それは確かにそうですが、車にガソリンを給油するまでの全工程をよく考えてみると、中東で掘削し、何千キロも大型タンカーで運び、巨大タンクに移し、化学的に精製し、さらにトラックに載せてスタンドに運び、電気ポンプを使ってそこのタンクに貯め、人の手で再び電気ポンプ使って燃料タンクに給油する。その過程には実に多くのエネルギーの消費とCO2の発生と人手とがかかっていて、代替手段はありません。

それに対して、電気は原子力でも水力でも太陽光でも風力でも作れます。何よりも、紛争地域の中東に依存しないエネルギー源という側面は地政学的に重要です。

TESLAのオーナーには風車や太陽光発電で「売電」している人も多いとのこと。ガソリンを個人で自給自足するなんてありえませんが、電気自動車ならありうるわけです。

Tesla_rear

もう一つの電気自動車に関する懐疑心は、充電時間に関するものです。曰く、「走行中にバッテリーがなくなったら、何時間も充電に待たなくてはならない」というもの。しかしこれは、ガソリンエンジン車と同じ使い方の発想からくる杞憂です。ガソリン車は、満タン状態から短い距離を何日かかけて走り、いよいよ空になりそうになったら給油するのが普通で、こまめに毎日給油する人はいませんよね。

しかし電気自動車は、一日の走行が終わったら、コンセントにつないで寝ている間に充電すれば、毎朝400キロ走れる状態になるわけです。だから、一日に400キロ以上連続して走らなければならない人以外は、電気自動車は何の問題もないことになります。バッテリーの寿命は1000回の充電なので、仮に週に2回充電したら10年、週4回でも5年は持つことになります。

ちなみに、400キロ走れるフル充電に要する電気代は約700円だそうです。仮にリッター20キロ走るハイブリッドでも400キロ走るには20リッターx125円=2,500円かかるので、コストは1/3以下です。このTESLAと同じくらいの性能のスーパーカーだと、リッター6キロくらいしか走らないでしょうから、そうなるとコストは1/12になります。これぞ環境性能。

Tesla_cockpit_460x345

three 最後の印象的な話しは、TESLAの購入者はいくらお金があっても、それまではフェラーリやポルシェなどのスーパーカーには見向きもしなかった人が多いということ。つまり、同じステータスシンボルでも、単に性能やかっこよさだけではなく、環境性能という全く異なる価値観のステータスシンボルということです。

TESLAは、ほとんど広告宣伝費を使う必要がないそうです。それは、そもそも社会的に影響力のある人たちが購入するので、そのオーナー達が次々と新しいお客を連れてきてくれるからです。羨ましいビジネスモデルです。

また、TESLAに転職した多くの従業員は、前職よりも低い給料でもTESLAのビジョンと将来性を信じ、TESLAに働きたいから移ったとKevin Yu氏は言っていました。今どき、なかなかそんな会社はないですね。
実は、この講演の翌日にたまたまあるアメリカ人にTESLAの話しをしたら、目を丸くして、2年ほど前にTESLAで働きたくて、いくつかビジネスプランを送りつけたことがあって、今一番働きたい会社だと興奮して語っていました。

TESLAの第一弾はこのRoadsterですが、2012年に登場予定の第二弾のModel Sが既に発表されています。

Tesla_model_s_460x306

一見、普通のセダンに見えますが、実は3列シートの7人乗りで、最後列は後ろ向きの子供用のシートだそうです。注目すべきは、価格は500万円程度になるとのこと。Roadsterはちょっと手が出ないけれど、Model Sならいいかな。

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2009年3月23日 (月)

今週末は東京ビッグサイトに入り浸り!?

今週末は、東京モーターサイクルショーフォトイメージングエキスポという、「バイク」と「写真」というさそりいのししの2大趣味のイベントが東京ビッグサイトで同時開催されます。

Bigsightevents_2

おまけに、お友達のフラガールが、これまた同時開催の「ダイビングフェスティバル」」で踊るということで、3つのイベントをかけもちで回ることになりそうです(ちなみに、さそりいのししはダイビングはやりません)。

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2009年1月21日 (水)

FIAT500のイベント

今日はさそりいのししが会員になっている、FCC Tokyoという、広告・広報・マーケティングに携わる外資系のビジネスマンのネットワーキングの月例会に行ってきました。毎回30~40名ほどでレストランを貸し切ってフルコースディナーを食べ終わる頃にゲストスピーカーの講演が始まるといる形式で、参加者の大半は外国人です。さそりいのししはこの会の会長さんと前職で仕事の関係があり、誘われて2年ほど前から参加しています。

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今回のスピーカーは、フィアットの日本法人のゼネラル・マネージャーということで、今回はいつものレストランではなく、昨年青山にオープンしたフィアット・カフェで開催。ここは1階がショールーム、2階がおしゃれなカフェになっています。

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講演は、日本の輸入車市場の話しから始まって、昨年3月に発売された、FIAT500(ちなみに、「ゴヒャク」ではなく、イタリア語読みで「チンクェチェント」と読むのが正しい)の新発売時のイベントやキャンペーンの話し。

Lupin_choroq_2オリジナルのチンクェチェントは、ルパン3世の愛車として有名です(左の黄色い車)。
この写真は、さそりいのししのもう一つの趣味である、「チョロQ」をレイアウトしたジオラマです(実は、チョロQだけで独立したブログが作れるほどのコレクションがあったりします)。


さて、講演の話しに戻りますが、欧州では輸入車比率が31%、米国では50%に対して、日本ではわずか8%という中、イタリア車は昨年でわずか6700台。その中で、チンクェチェントのおかげでフィアットは販売台数を2007年の1750台から3400台にほぼ倍増。需要に供給が追いついていたらあと1500台は売れていたというヒット。

チンクェチェントはBMWのミニやVWニュービートルと似たレトロコンセプトですが、これらの中ではチンクェチェントが最も旧型のイメージを残しながらうまく現代風にスタイルを洗練させて成功しているデザインだと思います。ニューミニもニュービートルも、「膨張した」というイメージがあって、あまり好きになれません。ニュービートルの運転席なんか、エスティマの2列目で運転しているみたいだし(笑)。

0901213

このFIAT500、現在のグレードは69psの1.2リッターSOHC8V(195万円)から、100psの1.4リッターDOHC16バルブ(250万円)までがラインアップされているのですが、さそりいのししが注目したのは、今年の春に発売される、135ps1.4LDOHC16Vターボの「ABARTH(アバルト)」バージョン(海外試乗レポートは、こちら)。「アバルト」とは、メルセデスのAMG、BMWのアルピナ、ポルシェのRUFに相当する、フィアット専門のチューナー会社によるスポーツバージョン。

Fiat500abarth1

バイクもそうですが、さそりいのししは大排気量の大馬力よりは、軽くて機敏なものが好きなので、こういう「かっとびボーイズレーサー」みたいなクルマは大好きです(アバルトのマークは「さそり」だし)。日本も20年前くらいにこういう1.5リッタークラスの2ボックスのボーイズレーサーが流行りましたが、最近は全然なくなってしまいましたね。

Fiat500abarth_engineFiat500abarth_interior
Fiat500abarth_seatsFiat500abarth_wheel

さそりいのししの若い頃は、クルマは「モテるための道具」だったりしたのでしたが、最近は笑いを取ったりメールをマメにすることがそれに変わって、若い男性はあまりクルマに興味がなくなっている、ということを最近新聞で読みました。なんだかな~っていう感じです。

最後に、講演の中には500アバルトの公式ムービーの上映があったのですが、残念ながらYouTubeで探しても見つかりませんでした。代わりに下のものを見つけました:

さて、こういう限定仕様車は右ハンドルでは発売されないことが多いのですが、この500アバルトはどうなるのでしょうか。そこでアンケートです:

なお、この記事がトップにある間、いつもの「NHK時計」に変わって、FIAT500の時計のブログパーツを右サイドバーに掲載しておきます。

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2008年12月 9日 (火)

運転免許更新

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今日、運転免許の更新に行ってきました。
前回免許を交付してもらったのは約4年半前、大型自動二輪免許を取得した時でした。
ここ2年以内に免許を更新した方には当たり前かと思いますが、最近の運転免許は色々と進歩しているのに驚きました。

oneまず、更新の際に申請書に貼る写真が不要になりました。大体、免許証に掲載される写真は試験場で撮り直すのに、何故申請の際にわざわざ写真を貼らないといけないのかずっと不思議でした(「代書屋」との癒着?)

two昨年1月から偽造防止などのために免許証はICカード化され、大きさは同じですが、厚みは2倍位でクレジットカードと同等になりました。これに伴い、プライバシー保護のため本籍地の情報はICチップに埋め込まれ、カードの表面には記載されなくなり、自分で設定した暗証番号を入力しないと読み取れない仕組みになっています。確かに、運転免許証に本籍を記す必要はないですよね。
ICカード免許に関して詳しくは、こちら

three取得してもいない「中型自動車」免許が記載されていたので、最初は間違いかと思ったのですが、どうやらこういうことのようです。

従来、普通自動車免許では8トンまでのトラックが運転できました。ところが、5トン以上のトラックで事故を起こす人が多かったため、昨年6月からその上限が8トンから5トンまで引き下げられ、新たに5トンから11トンまで運転できる「中型自動車」という免許区分が新設されました。

ところが、この新制度の施行以前に普通免許を持っていた人は、従来通り8トンまで運転できるという救済策があるため、免許を更新すると、それまで持っていなかった「中型免許」が自動的に与えられ、そのかわり11トンまでではなく「8トンまで」という中途半端な記載がなされるわけです。詳しくは、こちら

大型自動二輪免許という区分ができる前に二輪免許を取得した人は、大型を運転できるのと同じですね。
ただ、新制度発足の経緯と趣旨から言うと、ここまで救済策を継続するべきなのか疑問があります。

いずれにしても、行政も、少しずつ変化しているようです。

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