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2017年8月の5件の記事

2017年8月25日 (金)

「間違いではないことは正解ではない」

時々思い出して自分に言い聞かせる言葉がある:

「口に税金はかからない」と、
「間違いではないことは正解ではない」

例えば、「今日は別件があるのでお先に失礼します」と、一言声をかけなくても別に失礼でもないけれど、かけた方がいいに決まっていればちょっと勇気を出して声をかけてみる。

この、「間違いではないことは正解ではない」というのは、ある写真家の言葉。撮影の仕事の待ち合わせに30分先に着いても誰も文句は言わない。だけど、1分でも遅れたら全員に迷惑がかかる。では、「時間通り」はどうかと言うと、「間違いではないけれど正解ではない」。なぜならば、もしクライアントが先に着いていたら、遅れたことと同じだからだ。だから自分はスタジオには30分先に入る。それが選ばれるカメラマンと選ばれないカメラマンの差だ、と。

たとえば資料など何かを人に事務的に送る時に、それだけを送っても間違いではない。だけど、一筆箋で一言添えた方がいいに決まっている。

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2017年8月20日 (日)

イエスマンは会社に要らない

トランプ大統領のように、自分の周りをイエスマンで固める指導者は、一見自信満々に見えるけれど、実は自分に自信がないからそうしているのだ。本当に自信がある人は、苦言を呈してくれる人を大事にするものだ。かつて盛田昭夫さんは、「自分と同じ意見の人は要らない」と言ったくらいだ。

盛田氏が副社長の頃、ある日、会長だった田島道治氏と意見があわず衝突した。
すると、田島氏は辞めると言い出した。
そこで盛田氏はこう言った:

「お言葉ではありますが、あなたと私がすべての問題についてそっくり同じ考えを持っているなら、私たち二人が同じ会社にいて、給料をもらっている必要はありません。その場合は、私かあなたのどちらかがやめるべきでしょう。この会社がリスクを最小限に押さえて、どうにか間違わないですんでいるのは、あなたと私の意見が違っているからではないでしょうか。」

問題は、そんな裸の王様に擦り寄るような部下は世渡りが上手いだけで不誠実で能力が低いということだ。組織にとって何が本当に正しいのかよりは、自分らの立場や保身を優先するから、このような指導者の政権はいずれ破綻する。誰とは言わないが、今までそんな経営者や会社をたくさん見てきた。

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2017年8月 7日 (月)

「事故に遭いやすい人」とは

北海道で右折する乗用車と直進するバイクが衝突し、乗用車の助手席の女性とバイクの男性が死亡する事故があった。

いわゆる「右直事故」。バイクのヘッドライトの常時点灯が義務付けられているのはこれを防ぐのが大きな目的。

直進するバイクが優先だから過失は右折車の方にある訳だけど(一般的には15:85らしい)、バイクの方は「青信号だから俺が優先だ!」とばかりに何も考えないで猛スピードで交差点を通過するライダーが多い。特に黄色信号で加速しながら交差点に進入すると、右折待ちのクルマもそのタイミングを狙っているから右直事故は起こりやすい。いずれにしても、スピードが速ければ速いほど、クルマからはバイクの存在は気付かれにくいから交差点を法定速度を超えて通過するのは自殺行為だ。今回の事故の場合、乗用車の助手席の女性が死亡したということは、おそらくバイク側がものすごいスピードを出していたのだろう。

自分がバイクに乗っていた頃は、反対車線に右折待ちのクルマがいて、「こいつ、もしかしたら自分の前で曲がるかもしれないぞ」と思ったら万が一右折を開始されても回避できる速度に減速したものだ。それで救われたことが何度もある。

死んでしまったら、どっちに過失が大きいかなど関係ない。事故はたいてい、誰かが交通ルールを守らないから起きる。だから、「守らない人がいるかもしれない」という前提で「こいつ、もしかしたら・・・するかもしれない」と危険予測をして運転することが自分の身を守る。事故に遭いやすい人は、それができない、権利主張が強い人だと思う。

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2017年8月 5日 (土)

報道に「反応」するのではなく、もっと自分の頭で考えようよ

昨夜放送されていた池上彰スペシャルで、自衛隊と憲法の関係について、池上氏自身の考えを聞かれた時に氏が言ったことが印象的だった。

曰く、自分は、国民ひとりひとりが自分で考えてもらう材料を提供するためにこの番組をやっている。自分の考えはあるけれど、それを言ってしまったら、みんなが「池上が言っていることに従おう」となって思考停止になってしまうことが一番危険だからそれは言わない。

どちらか一方の立場を取って政治利用されるのも嫌なのだと思う。評論家であれば自分の意見を言うことは当然だとは思うけれど、彼は日本のジャーナリストの中では、自分の考えを主張するよりは、国民の知識と意識を底上げしようという独特のスタンスと大きな影響力を持っているから、これはこれで正しいと思う。大体、日本人は自分の頭で考えないで、マスコミの言っていることを鵜呑みにする思考停止した人が多すぎる。

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2017年8月 1日 (火)

野党は内閣不信任案よりは議員立法を

野党は絶対に可決するはずのない内閣不信任案を出すよりは、ぐうの音も出ないくらい説得力のある議員立法を出すべきだ。それを与党が否決したら批判は与党に集中するのだから。

でもまあそんな高度な政策立案は無理だとしても、政策批判も逆提案もできないものだから、結局、政策とは関係のない疑惑や失言の追及という人物批判ばかりで国会の時間を浪費したり審議拒否したりする。それで肝心の政策を議論する時間がなくなると、「議論が不十分だ、強行採決だ」と言う。まるで駄々っ子だ。

そうすることしか意識と能力がないものだから、マスコミと一緒になっていくら与党を叩いたところで、「こいつらに政権を任せられる」とは思われないのだ。

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