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2015年7月 7日 (火)

「テンションが上がる」は英語では通じない

最近、「テンションが上がる」という表現をよく耳にします。「元気が出る」とか「気分が高揚する」というような意味で使われていますが、一体誰がいつ言い出したのでしょう。

しかし、英語でこのような意味でtensionという言葉を使っても、英語圏では全く通じないどころか、逆に近い意味で解釈されます。

そもそも、tensionとは元々複数のものの間の「張力」という意味であって、一人で勝手に張力を上げることはできないので、My tension is highとは言えません。そして、tensionという言葉は、ストレスとか緊張とか、ネガティブな意味でしか使われないのが普通です。

例えば、
Tensions between the US and Russia are high
というように、「何々と何々の間の緊張感が高い」を表すbetweenという接続詞が入ることが多いです。

Tensions are high in this roomと言ったら、その場の雰囲気がピーンと張りつめているという意味です。自分がもし意地悪な英語教師で、これを英文和訳の問題に出したら、ほとんどの生徒は「この部屋は全員が盛り上がっている」とでも訳すでしょう。

また、tenseという形容詞はnervousと同意語なので、I am tense.と言ったら、「私は緊張している」という意味です。

では今巷で使われているような意味を英語で言うとしたらですが、get excited, feel upbeat, raise one's spiritsというような表現になるかと思います。

例えば、
I get excited every time I come here.
This music makes me feel upbeat.
His speech raised everyone's spirits.

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