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2014年10月18日 (土)

「人道支援」がエボラの感染を広げる

こういうことはマスコミは言えないから私が言おう。

「人道支援」の名のもとに、先進各国から西アフリカのエボラ発生地域へ医師が派遣されて、それらの医師が帰国してからエボラを発症していることが問題になっている。

エボラにはワクチンも特効薬もなく、致死率は50%から90%にも及ぶとも言われている。増え続ける感染者に対して、先進国からわずかな人数の医師を短期間派遣したとことで、どれだけ役に立つか疑問だ。それよりも、たった一人の感染した医師がエボラを先進国に持ち帰ったら、国際貢献どころか国際的な危機を引き起こすということを認識すべきだろう。

今は、気休めの対症療法の治療に形ばかりの貢献をするよりも、エボラを発生地域に封じ込めて、世界的蔓延を防ぐことが人類にとっての最優先課題だろう。そのための機材やノウハウや実験的治療薬や、必要であれば指導するための人員を提供することは大いにやるべきだが、有効な根本治療はできないのだから、腰掛けの外国の医師がエボラ発生地域で「濃厚接触」をすることはやめるべきだ。患者に直接接するのは、外国にエボラウイルスを運び出す可能性のない医師に限定すべきだ。

もしどうしても感染者と接触する作業を行うのであれば、接触を断ってから潜伏期間と言われている21日を過ぎてからでなければ帰国を認めるべきではないだろう。そこまでのリスクコントロールをする覚悟がなければ、英雄気取りで感染地域への支援など行くべきではない。

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