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2014年3月18日 (火)

今世の中を騒がせているベビーシッター問題に思う

今回の事件は子供を預ける方も預けられた方もとんでもないと思うが、ベビーシッターの資格や規制がないことを問題視しているマスコミの報道を見て「馬鹿じゃないか」と思う。

日本では「鍵っ子」で小学生を一人にさせておくことも珍しくないが、アメリカでは保護者なしに13歳未満の子供を一定時間以上放置したら虐待で逮捕される州がほとんど。だから、ベビーシッターはすごく一般的で、ティーンエージャー(特に女子)の最も一般的なアルバイトだ。もちろん資格も規制もない。

でもベビーシッターを頼む人は、多くの場合、近所の人や親戚や知人やその子供だ。見ず知らずの人に頼むことがある場合は、身分を確認し、きちんと面接をしてから依頼するのが常識で、乳幼児を預けるのは双方のハードルが高い。かつ、子供を預かるのは子供の住む自宅が普通で、どこか知らない場所に預けることはないし、預けるのは普通当日で、3日間も乳児を預けることなどは考えられない。

そういう注意義務を払わないと、何かあった場合に親自身が罪に問われることだってありうる。もちろんアメリカみたいな物騒な国だから、それだけ注意を払ってもベビーシッターによる虐待や重大事故が起きることはある。

しかし今回の場合、one2歳と8か月という幼い子供を、two三日間も、three見ず知らずの人に、four知らない場所に預けるという四重に無謀なことをやっている。実名でしか登録できない業者もあるのに、シッターをニックネームで登録しているサイトを利用している。この母親は、一体何をするためにこれだけのリスクを犯して3日間もこんなに小さい子供を預けたのだろう。

ネットオークションだって何の規制もないけれど、例えばヤフオクに出品するためには免許証のコピーを送り、登録認証用の文書を受け取るにはまたその免許証を配達員に見せないといけないという徹底ぶりだ。業者もシッターの登録にそのくらいのことをやるべきだし、利用者はそのような業者しか使うべきではない。大事なお金を見ず知らずの他人に預けないのは当たり前なのに、どうしてネットで見つけた得体の知れない相手に自分の大事な子供を預けられるのか。

こういう問題があると、すぐ社会や政治や行政が悪い、規制が必要だという議論になるけれど、そう言う前に、一番必要なのは、親としての自覚と人間としての常識の問題だろう。それがなければどんな法律を作っても無意味だ。

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