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2013年11月28日 (木)

東京モーターショー、ホンダのブースに違和感

独断と偏見に満ちた少数意見だとは思うけれど、東京モーターショーのホンダのブースに、すごく違和感を感じた。

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曰く、「Hondaの創業時。研究所にはスパナが2本しかなかった。」から始まり、社史っぽいビデオに、「枠にはまるな」という大上段に構えたスローガン。日本で最初にF1に挑戦した時のクルマや、耕耘機や初代スーパーカブなどの歴史的商品も展示されていた。

私は、企業がノスタルジーに浸るようになったら終わりだと思っている。今回のホンダの目玉は、かつてのS500の復活とも言えるS660だから、創業期のホンダにかけた、という発想もわからないではない。

しかしこれ以外にも、ブースの各所のステージには、純白の衣装をまとった男女が、腕を広げて教会の讃美歌を歌うような意味不明の演出。「どうだ、クリエイティブだろう」と言っている広告代理店の臭いがプンプンしていた。他のメーカーが、あっさりとクルマを展示している中で、ホンダのブースだけが妙に演出がかっていた。それが製品を引き立てるものならいいのだけれど、私には無駄な演出にしか見えなかった

製品を売ったり、企業のイメージアップをするという本来目的よりも、「クリエイティブのためのクリエイティブ」で自己陶酔し、企業のお偉いさんをうまくおだて上げて大金を巻き上げるのが上手な広告代理店とは今までのキャリアの中ではよくつきあってきたので、基本的に広告代理店には不信感がある。

だから、企業の芸術作品気取りの自己満足的広告は大嫌いだ。例えば大和証券の、"Passion for the Best"のCMシリーズ。映像自体は素晴らしいと思うけれど、証券という事業とは何の関係もないし、このスローガン自体が意味も根拠も不明。芸術作品を作って悦に入っているつもりだろうが、投資家の立場からは、そんなことに何億円も無駄遣いするような証券会社に自分の金や資産を預けようとは、少なくとも私は思わない。

もちろん、ホンダは終わっていない、元気な企業だと思う。むしろ、日本の車メーカーの中では一番好きだ。だからこそ、このような、「ああ、ホンダもとうとうノスタルジーに浸るような企業になってしまったのか」という印象を与えるような展示は残念で腹が立つのだ。

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