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2013年10月 3日 (木)

高齢者はもっと余裕と自覚を持って交通社会で生きて欲しい

Murata

JR横浜線で、踏切内で動けなくなった高齢者の男性を助けようとして命を落とされた女性の事故は、本当に痛ましい。この高齢者の男性がなぜ踏切内でうずくまっていたのかは不明だし、遮断機が下りる前に踏み切りに入ったようだからあまり責任は追及できないけれど、私は高齢者は、自分の体力を過信せず、もっと余裕を持って交通社会で生きてほしいと思うのです。

実は6年ほど前、私は半年間、検察審査会の審査員を務めていました。検察審査会というものは、検察が不起訴にした事案に対して不満があれば、誰でも不服を申し立てることができる制度です。そこで結構多かったのが、高齢者の交通事故に対して、「加害者」が業務上過失などで不起訴になった場合に、「被害者」本人や遺族が不服を申し立てるケースでした。

何件も同じようなのが申し立てがあったのが、例えば片側3車線もある交通量の多い国道の、横断歩道のない場所で横断しようとしてクルマに轢かれたケース。一般国民の健全な常識では、どう考えても「被害者」が悪い。このようなケースは、当然、「不起訴相当」の判断を下します。

交通事故の場合、これらの例のように刑事責任も賠償責任がなくても「加害者」にされてしまうし、相手を死傷させてしまったら心の傷も残るし、今回の事故の電車の運転手だってやりきれないだろう。そして、この事故のように、善意の第三者の命を奪ってしまうこともある。

言いたいことは、高齢者になったら、自分の体力や判断が原因で、自分だけでなく、他人も巻き込んで不幸にしてしまう可能性が高くなるということを、もっと自覚して行動してほしいということ。

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コメント

はじめまして。
どの記事も説得力あるコラムですね。

ただ、今回の場合、
高齢者になると判断力も低下してしまうと思うのですよ。
オレオレ詐欺に引っ掛かる人だって少なくないのですから。
判断力の低下したお年寄りに対して我々がどう行動し、街づくりしていくのか。
それが問われた事故だと思います。

投稿: チャーリー | 2013年10月 4日 (金) 15:02

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