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2013年10月19日 (土)

メモを取らない(取れない)人たち

昨日、色々な一流会社の人たちが集まる、ある「勉強会」に初めて出席しました。毎月行われていて、毎回スピーカーが2時間くらい話すのだけれど、実は12月に私が話すことになったので下見の意味で参加しました。

勉強会が始まって真っ先に気がついたのは、参加者は15名ほどだったと思いますが、メモを取っている人が3人くらいしかいなかったということ。「勉強会」と称して人の話しを聞くのに、メモも取らないでただ聞いている。2時間の話のポイントを、メモも取らずにきれいに頭の中で整理して、忘れずに記憶しておくことができる、すごい能力を持ち合わせているような人たちには、私には見えませんでした。

私は、社会人になった時から、上司に呼ばれたらノートを持って話しを聞きに行くのが当然だと思っていましたし、今までの社長業の中で、ダメ社員の一番簡単な見分け方は、呼んだ時に手ぶらで来る社員と、会議や商談で的確にメモを取れない社員だと思っていました。

このような人たちは、何を「勉強」しに来ているのでしょう。ただパッシブにあたかもテレビを観ているかのように2時間人の話を聞いても、数日たったら全く何も残らないのではないでしょうか。このような人は、絶対に質問もしません。それは、質問できるほど話しを自分の頭の中で掘り下げていないからです。

私の場合は、講演などを聴く場合は、二種類のメモを取ります。一つは、その話されたことの記録(ただし、印象に残ったこと、覚えておきたいことのみ)。もう一つは、その話しを聞いて浮かんだ自分の考えやアイデアや調べておくべき宿題など。どんなに話しがつまらなくてためにならなくても、後者のメモは必ず残るし、そちらの方がためになることも多いです。

私はメモを取るということは、「何かを持ち帰ろう」という能動的な意識の表れであって、聞く立場としての最低の姿勢と礼儀だと思うのですが。

【後日談】
このことをあるSNSで書いたら、友人たちから「そうは言っても、メモを取ると話に集中できなくなる」「メモを取るのが苦手」という声が多数寄せられました。でもそれは、話されていることをすべて書こうとするからいけないのであって、私のように覚えておきたいことだけを書けば、そういうことにはならないと思うのです。

これは、「試験にどこが出るかわからないから、全部記録しておこう」という日本の学校教育の弊害ではないかと思います。

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