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2013年10月21日 (月)

懐かしのバックロードホーンスピーカー

先週末行った「オーディオ・ホームシアター展」で、最も心の琴線に触れた商品は、実はハイレゾよりも、このバックロードホーンスピーカーのキットでした(写真右)。

Logifull01

バックロードホーン(Back Loaded Horn)とは、スピーカーエンクロージャーの中に複雑に折りたたまれたホーンで低音の空気振動を増幅する構造のスピーカーです。BOSEが偉そうにAcoustic Waveなどと言っているのも、基本的に同じ考え方です。小さな箱でも大きくスピード感のある低音が出て、効率が通常のスピーカーよりも10dBくらい高くなるので、非力なアンプでも鳴らせるという特徴があります。

構造が複雑で量産に向かないためメーカーが作ったものはほとんどなく、30~40年ほど前に自作スピーカーの方式として流行りました。ただ、設計と組み立てとチューニングが難しくて、よほどうまく作らないと恐ろしくバランスの悪いひどい音にもなるので、長岡徹男氏などの専門家が発表したレファレンスデザインを用いて、自分も若い頃に作ったことがあります。

Logifull02

この静岡県のロジフルという会社が開発したキットは、専門家のデザインを元にあらかじめすべて板取りされており、しかもダボ穴加工がされているので位置合わせも悩むことなく、簡単に組み立てができるというもの。あとはスピーカーユニットを買ってきて、木工ボンドで組み立てるだけです。

会場で実際に音を聞いてみましたが、とても10センチのフルレンジ一発とは思えない、バックロードホーン特有の元気のある低音が出ていました。バックロードホーンにありがちなクセ=中高域の不明瞭さや低音のばたつきも感じられませんでした。そりゃ、十万円クラスの高級スピーカーの完成度には比べものにならないけれど、これはこれで独特の「味」があるし、自分で作れば余計によく聞こえるでしょう。

なにせこのキットの値段は21,000円。推奨スピーカーのフォステクスFE103Enはペアで4,000円くらいで買えますから、25,000円で、大抵の市販のブックシェルフスピーカーよりは迫力のあるスピーカーが手に入ると思います。

ロジフル社の直販サイトから購入できます(こちら)。

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