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2013年10月の14件の記事

2013年10月31日 (木)

山本太郎の行動は国会議員がやってはならないこと

秋の園遊会で、山本太郎参院議員が天皇陛下を呼び止め、手紙を渡すという極めて無礼で非常識な行動に出た。

Yamamoto_parody

「原発労働者や子供の被ばくなどの現状を陛下に伝え、お力添えをほしい」という趣旨のことを書いたらしいが、天皇陛下は国政に関われないのに、現職の国会議員が天皇陛下に意見して、自分の政治信条や活動に有利になるように天皇陛下を政治利用をしようとするなどあってはならないことだ。

そもそも、天皇陛下に「お力沿い」をお願いするのではなく、それを国政の場でやるのが国会議員としてのお前の仕事だろうと言いたい。すべての国会議員が、天皇陛下に「お力沿い」をお願いしたらどうなると思っているのだ。

こういうことができるのは、「自分だけが特別に崇高なことをやっている」という狂信的とも言える思い込みがあるからだ。その意味で、山本太郎やその支持者を見ていると、何か新興宗教の教祖とその信者と同じ臭いを感じるのは私だけではないだろう。

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2013年10月27日 (日)

Amazon流梱包術

最近、ネットオークションで不要になったものを出品・処分しています。ネットオークションで売れるのはいいけれど、結構悩むのが梱包方法。

たとえば、このようなものをこのような箱に入れて梱包しようとする時、どうしますか?

Amazon_packing1

新聞紙を詰めるとか、発泡スチロールの梱包材を入れるのが普通だと思いますが、前者は美しくないし、後者は常にストックを持っていないといけなくて場所を取るし、受け取り先でゴミも出る。そこで考えたのが、Amazonの梱包方法の真似。

Amazon_packing2

用意するのは、東急ハンズやホームセンターで売っている、「ハンディラップ」(700円程度)と、梱包用の箱の底の大きさに合わせて切ったダンボール。このダンボールは、実際にアマゾンから商品を購入した時に、同じ用途で箱に入っていたものです。

このダンボールと商品を一緒にハンディラップで巻いて・・・
Amazon_packing3

箱に入れて底を両面テープで軽くとめれば出来上がり。
Amazon_packing4

梱包箱との間に隙間はあっても、全く動きません。

このハンディラップ、すごくよく伸びるのでどんな形のものでも留められるし、跡がつかずにきれいにはずせるので、ガムテープや紐や結束バンドなどよりも使いやすいことが多く、家庭に一本あると便利です。

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2013年10月26日 (土)

「朝まで生テレビ」は生放送じゃなかった!

昨夜の地震は、目が覚めるほど大きかった。あわててテレビをつけたらたまたま「朝まで生テレビ」だったけれど、何も揺れていないし出演者も何事もない様子なのでおかしいな、とは思ってすぐチャンネルを変えたけど、後でこの番組は収録だったということを知った。

視聴者からの問い合わせが多かったせいか、番組の途中でこのようなテロップが出たらしい:
Asanama

番組のホームページには、生放送なのか収録なのかは何も書いていないが、Wikipediaによると:

番組タイトルでも「生」とあるとおり、生放送を標榜しているが、事前収録の場合もあり、その場合は番組公式サイトや番組冒頭で告知する(生放送の場合、番組中にメール、FAXを募集するため)。事前収録は放送前日(早いときでは1週間ほど前から)の午後もしくは夜に行われることが多く、撮って出しされる(放送当日にも収録した日付が表示される)。 これは、司会である田原や出演者の健康上の理由・スケジュール上の理由以外に、政治的に微妙な問題を扱うことも多く、当日の討論のテーマによっては出演者の安全確保(生放送の場合、局舎周辺での異論を持つ者などの待ち伏せ襲撃が考えられる)の必要があることから、警視庁等当局からの要請があるためである。

つまり、この番組は事前収録のことも多く、その場合は番組の冒頭で告知しているので、この番組の熱心な視聴者の間では常識だったらしいが、どう考えても看板に偽りあるでしょう。この「生」を強調したタイトルを見て、生放送だと思わない方がおかしい

Asanama_title_new

大体、深夜番組なんてチャンネルホッピングするから最初からお行儀よく見ていないので、番組冒頭で告知されたって途中から見た人にはわからない。私もこの番組を途中から見たことは何度もあるけれど、「こんな時間まで真剣に議論して偉いな」と思っていた。そういう効果も狙っての番組名だろう。視聴者を欺く行為だ。即刻番組名を変えるべきだ(「朝まで時々生テレビ」?)

フジテレビの「たてxほこ」のやらせといい、テレビには本当にモラルはあるのか。テレビに阪急阪神ホテルズの偽装表示を批判する資格はない。「産地直送鮮魚の店」という看板を掲げた寿司屋が、開店時に「今日は冷凍魚です」と板前が宣言すれば済まされると言っているのと同じである。

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2013年10月24日 (木)

阪急阪神ホテルズに見る、不祥事対応の典型的なNGパターン

阪急阪神ホテルズが経営する8つのホテルと単独の4つのレストランにおいて、表示されたメニューよりも、実際には安い食材が使われていたという問題。その一例:

鮮魚→冷凍魚
レッドキャビア→トビウオの卵
芝エビ→バナメイエビ
手ごねハンバーグ→市販品
信州そば→中国産そば
フレッシュジュース(搾りたて)→ストレートジュース(市販品)
沖縄産の霧島ポーク→他県産の普通の豚
九条ネギ→普通の青ネギ・白ネギ
手作りチョコソース→既製品

47品目、最大価格差3倍。多くの店舗で、これだけ多くの品目で、表示違いの内容も食材・産地・鮮度とその性質が広範囲。これだけのことが、企業ぐるみで意図的でなくて起きるはずがない。

日本の大企業というものは前例主義である。仮に「偽装表示をしろ」という具体的な指示がなかったとしても、以前からこのような「ごまかし」がまかり通っていれば、「どうせ客にはわからないし、ここではこのくらい(の不正)は許される」と誰もが判断して日常的に実際の食材よりも見栄えのいいメニュー表示を行っていた、というのが実態なのではないだろうか。明示されていなくても、企業内の慣習は経営方針と同じだ

例えば、「冷凍魚のムニエル」じゃまずいから「鮮魚のムニエル」にしちゃえ、中国産のそばだけど、信州産と言っちゃえ、地鶏じゃないけど地鶏ということにしておこう、というような判断が、誰からも指示されなくても現場で日常的に行われていたのだろう。つまり企業ぐるみで、不正の認識はあっても、罪の意識はない、というやつだ。企業倫理が完全にマヒしていて、コンプライアンスが全く機能していない状態だ。それは、単純なミスとは明らかに違う。

しかし今日の記者会見では、「偽装」ではなく「誤表示」、「意図的」ではなく「知識不足・連携不足」、「傲り」ではなく「甘え」など、この社長の言っていることは、事実を矮小化しようとする詭弁ばかり。

不祥事を起こした時に、どうして日本の企業や政治家は、「否定・矮小化・責任転嫁」をした方が信用を失うということがわからないのだろう。人も企業も、時には過ちを犯す。その時問われるのは、過ちを犯したという事実そのものよりも、まずは事実を正直に認めることと、次にその対応と責任の取り方。そこで人と企業の「人格」が明らかになり、それを見て、その後も信用に値するかどうか人々は判断する。

そういう意味では、あの記者会見を見た人は、絶対に阪急阪神ホテルズは利用しないと思うだろう。つまり、不祥事対応を誤ると、消費者はこういう行動を取るということ(これは、実際に私が持っていたメンバーズカード):

Hankyuhanshin_460x423
このブログのテーマでもある、エヴァンジェリスト(リピーター)がテロリスト(アンチ)に変わった瞬間。私はこの半分に切ったカードを、このブログ記事を印刷したものと一緒にホテルに送り返すつもりだ。ネットで色々と書くのもいいけれど、このような消費者の具体的な行動が、企業には一番伝わるはず。

この社長の処分は、減給20%。痛くも痒くもないだろう。年収3千万円で1年間でも600万円だけど、おそらく減給は数カ月だろう。1億円以上になる客への返金分全額を役員と関係者で減給対象にするというならまだ納得できる。

私がこの会社の取締役だったら、不祥事を起こしただけでなく、信用を回復するどころかさらに失墜させ、顧客を失わせ、将来の売上にも打撃を与えた責任として社長の解任動議を出すだろう。

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2013年10月23日 (水)

米政府閉鎖の中、あるウェイトレスの行動が全米から賞賛を受ける

アメリカ北東部の田舎町での出来事。
米政府の閉鎖で休職に追い込まれた二人の国家警備隊の女性隊員が、レストランにランチで訪れ、「休職中だから安いものにしようよ」と話していた。それを聞いた、そこでウェイトレスとして働く22歳のシングルマザーのサラは、「よし、今日はいいことをしよう」と決心して、「いつも私たちのために国を守ってくれてありがとう。このランチは私持ちです。」と伝票の代わりに手書きのメモを渡した。

隊員たちは、サラが代金を払ってくれたということよりも、自分たちの国家警備隊という仕事を大切に思ってくれたということが嬉しかったらしい。隊員たちがこの出来事をFacebookに書いたら、感動した人たちが次々と広げ、翌日からはローカルテレビ局やCNNまでが取材に訪れ、全米で大きな話題となり、ついにはサラはEllen DeGeneresというコメディアンがホストをする人気トークショーにゲストとして招かれることに。出来事からわずか10日後のことです。ソーシャル・メディアの力、恐るべし。

まずエレンは、サラに代金の27ドルを返した後、彼女の家のテレビが壊れているのでこの番組を見られないということが許しがたいことだと言って、50インチのテレビを贈った。そして最後には1万ドルの小切手。人にいいことをすれば、自分にもいいことが返ってくる、ということをエレンは実証したかったようです。

ここまで読んでいただければ、英語がわからなくてもこの動画を見たら伝わるかと思います。

アメリカン・ドリーム、健在。Pay it forward.

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2013年10月22日 (火)

さらに完成度が上がった新型Kindle Paperwhite

本日発売の新型Kindle Paperwhiteが届きました。サイズや重量は従来機と同じだけど、主な変更点は:
1)よりコントラストのあるスクリーンで、背景はより白く、文字はより黒く
2)プロセッサーが25%高速に。ページめくりやライブラリの切り替えがより早く
3)書籍のリスト表示が文字から画像へ変更
4)容量が1GB(約1,000冊)から4GB(約4,000冊)へ

早速新旧を比較して見ました。左が旧型、右が新型です。
「永遠のゼロ」では、よく見ると零戦の機体の日の丸が新型では識別できますが、旧型ではつぶれてしまって見えません。

Kindle3_1280x791

テキストの方では、背景はより白く、文字はより黒くなっているのがよくわかります。

Kindle4_1280x749

わずかな違いではありますが、視認性は長時間読書をするヘビーユーザーにとっては重要です。でも実はそれよりも嬉しかったのは、CPUの高速化です。確かにページめくりは明らかに体感できるくらい早いし、今までライブラリで本の選択をすると非常にもっさりしていたのが、かなり改善されました。

もう一つ変わったことが、ホーム画面。
Kindle_5_1280x755

従来は、端末に保存してある書籍のタイトルや、それを分類した「コレクション」が文字のリスト表示だったものが、右のように画像表示になり、下半分に「月替わりセール」が表示されるようになりました。なお、この広告は非表示にすることもできます。

個別の書籍を表示すると、その違いはより明らかになります。
Kindle_6_1280x748

従来のテキスト表示では一画面に8項目だったのが6項目に減り、一覧性は減りますが、書籍の表紙の方が選びやすいし、ページめくりが高速化されたのでこれで正解だと思います。

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2013年10月21日 (月)

懐かしのバックロードホーンスピーカー

先週末行った「オーディオ・ホームシアター展」で、最も心の琴線に触れた商品は、実はハイレゾよりも、このバックロードホーンスピーカーのキットでした(写真右)。

Logifull01

バックロードホーン(Back Loaded Horn)とは、スピーカーエンクロージャーの中に複雑に折りたたまれたホーンで低音の空気振動を増幅する構造のスピーカーです。BOSEが偉そうにAcoustic Waveなどと言っているのも、基本的に同じ考え方です。小さな箱でも大きくスピード感のある低音が出て、効率が通常のスピーカーよりも10dBくらい高くなるので、非力なアンプでも鳴らせるという特徴があります。

構造が複雑で量産に向かないためメーカーが作ったものはほとんどなく、30~40年ほど前に自作スピーカーの方式として流行りました。ただ、設計と組み立てとチューニングが難しくて、よほどうまく作らないと恐ろしくバランスの悪いひどい音にもなるので、長岡徹男氏などの専門家が発表したレファレンスデザインを用いて、自分も若い頃に作ったことがあります。

Logifull02

この静岡県のロジフルという会社が開発したキットは、専門家のデザインを元にあらかじめすべて板取りされており、しかもダボ穴加工がされているので位置合わせも悩むことなく、簡単に組み立てができるというもの。あとはスピーカーユニットを買ってきて、木工ボンドで組み立てるだけです。

会場で実際に音を聞いてみましたが、とても10センチのフルレンジ一発とは思えない、バックロードホーン特有の元気のある低音が出ていました。バックロードホーンにありがちなクセ=中高域の不明瞭さや低音のばたつきも感じられませんでした。そりゃ、十万円クラスの高級スピーカーの完成度には比べものにならないけれど、これはこれで独特の「味」があるし、自分で作れば余計によく聞こえるでしょう。

なにせこのキットの値段は21,000円。推奨スピーカーのフォステクスFE103Enはペアで4,000円くらいで買えますから、25,000円で、大抵の市販のブックシェルフスピーカーよりは迫力のあるスピーカーが手に入ると思います。

ロジフル社の直販サイトから購入できます(こちら)。

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2013年10月20日 (日)

ハイレゾでオーディオ市場は復活するか

Aht1ソニーからハイレゾのオーディオ商品群が発表されたので、「オーディオ・ホームシアター展」に行ってきました。お台場のテレコムセンターのオフィスビルの会議室を利用したこじんまりとした展示会で、かつて晴海の見本市会場で大々的に開かれていた「オーディオフェア」とは比べものにならない小規模。

20年くらい前までは、オーディオはビデオと肩を並べるくらいの市場規模がありました。それが、圧縮音源のおかげで、ホームオーディオというカテゴリーはほぼ壊滅状態になりました。その理由を考えると、ビデオの世界は、VHS→DVD→BluRay→4Kと、画質が正常進化しているのに、オーディオの世界は30年前に発売されたCDで頭打ちで立ち止まったばかりか、圧縮音源のおかげで、むしろ音質は劣化しているからです。極端なたとえをすると、映像がすべてワンセグ画質になったようなものです。それでは市場が縮小するのは当然です。

ハイレゾとは、CDの3倍から7倍の解像度(情報量)を持つ音源で、基本的に録音スタジオのマスターと同じ音質です。私は、ハイレゾはオーディオという製品カテゴリー、とりわけホームオーディオをもう一度復活させる起爆剤となると思っています。

ところが、ハイレゾに力を入れているのは、Onkyoや聞いたこともないような弱小メーカーばかりで、本来、音楽会社と、スタジオ録音のプロオーディオと、再生機の全てを唯一持つソニーがハイレゾの牽引役にならなければならないのに、Music Unlimitedなどという低ビットレートのクソみたいな音質の音楽を垂れ流すようなことばかりやっていて、「何をやってるんだ」と批判した記事を一年前に書きました(こちら

「音楽」は「音が楽しい」と書きます。これには二つの意味があって、楽曲やアーティストの演奏や歌唱を楽しむということと、音そのもの良さを楽しむ、ということ。私は、圧縮音源を聞くようになってから、めっきり音楽を聞かなくなっている自分に気付きました。それは、胸にズシンとくる低音、きらびやかな高音に、目の前に演奏者がいるような音像定位や空気感(圧縮音源はこれが絶望的にダメ)が失われてしまったから、「音が楽しくなく」なったからです。

だから、2年くらい前から、自分の音楽ライブラリーから圧縮音源をすべて排除し、持っているCDをすべて非圧縮のwavにリッピングし直したら、再び音楽を楽しめるようになりました。USB DACでPCではハイレゾを楽しめましたが、それを外に持ち出すことはできませんでした。黎明期のマイナーメーカーのポータブルハイレゾ機は値段も高く、進化途中で完成度が低いのでまだ買う気は起きませんでした。

Ahtsony1

今回、ソニーから発表されたのは、ハイレゾ音源を再生するホームオーディオ用のプレーヤー、アンプ、スピーカーに、ハイレゾ対応のウォークマンやヘッドホン。とりわけ、ウォークマンから直接ハイレゾ音源を購入できるというのが、これまで相当PCに詳しい人にしか楽しめなかったハイレゾの世界をぐっと普及させると思います。

Ahtsony2

こういう新しいフォーマットは鶏と卵の関係があるから、ハイレゾ音源が増えなければ意味がないのですが、ソニーのようなメジャーメーカーが再生機を発売すればそれにも拍車がかかるでしょう。ハイレゾ音源が増えれば、再びオーディオという製品カテゴリーが徐々に復活して、アンプやスピーカーなどを買う人も増え、大きな市場の広がりがあると思います。

そうは言っても、128kbpsのMP3をiPhone付属の白いイヤホンで満足している人にはハイレゾは豚に真珠かもしれません。でも、美しいもの、人を感動させるもの、一流のものを世の中に出す人は、五感で最高のものを知る必要があると思うのです。

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2013年10月19日 (土)

メモを取らない(取れない)人たち

昨日、色々な一流会社の人たちが集まる、ある「勉強会」に初めて出席しました。毎月行われていて、毎回スピーカーが2時間くらい話すのだけれど、実は12月に私が話すことになったので下見の意味で参加しました。

勉強会が始まって真っ先に気がついたのは、参加者は15名ほどだったと思いますが、メモを取っている人が3人くらいしかいなかったということ。「勉強会」と称して人の話しを聞くのに、メモも取らないでただ聞いている。2時間の話のポイントを、メモも取らずにきれいに頭の中で整理して、忘れずに記憶しておくことができる、すごい能力を持ち合わせているような人たちには、私には見えませんでした。

私は、社会人になった時から、上司に呼ばれたらノートを持って話しを聞きに行くのが当然だと思っていましたし、今までの社長業の中で、ダメ社員の一番簡単な見分け方は、呼んだ時に手ぶらで来る社員と、会議や商談で的確にメモを取れない社員だと思っていました。

このような人たちは、何を「勉強」しに来ているのでしょう。ただパッシブにあたかもテレビを観ているかのように2時間人の話を聞いても、数日たったら全く何も残らないのではないでしょうか。このような人は、絶対に質問もしません。それは、質問できるほど話しを自分の頭の中で掘り下げていないからです。

私の場合は、講演などを聴く場合は、二種類のメモを取ります。一つは、その話されたことの記録(ただし、印象に残ったこと、覚えておきたいことのみ)。もう一つは、その話しを聞いて浮かんだ自分の考えやアイデアや調べておくべき宿題など。どんなに話しがつまらなくてためにならなくても、後者のメモは必ず残るし、そちらの方がためになることも多いです。

私はメモを取るということは、「何かを持ち帰ろう」という能動的な意識の表れであって、聞く立場としての最低の姿勢と礼儀だと思うのですが。

【後日談】
このことをあるSNSで書いたら、友人たちから「そうは言っても、メモを取ると話に集中できなくなる」「メモを取るのが苦手」という声が多数寄せられました。でもそれは、話されていることをすべて書こうとするからいけないのであって、私のように覚えておきたいことだけを書けば、そういうことにはならないと思うのです。

これは、「試験にどこが出るかわからないから、全部記録しておこう」という日本の学校教育の弊害ではないかと思います。

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2013年10月18日 (金)

一杯のラーメンとSteve Jobs

Afuri

塩ラーメンの名店AFURIで醤油ラーメンを食べたら、全然美味しくなかった_| ̄|○ スープが何を目指しているのかわからないし、塩ラーメンと同じ麺を使っているのだけれど、麺との相性も悪い。

こんなだったらメニューに載せなければいいのに。こういう、非凡な商品を持つ会社が、売上を増やすためにmediocre(平凡以下)でme-too(横並び)な商品で品揃えを増やし、逆にブランドを弱めてしまうことを、ビジネスの世界では"Line Extentionの落とし穴"と言います。

常に増収増益を期待する株式市場や経営層に対して、それを最も手っ取り早く実現する方法は品揃えを増やすことだと考えてしまいがちです。しかし、特徴のない安物商品を大量生産することにリソースを使えば、当然、特徴と強みのある商品に対して投入できるリソースは減ります。その結果、価格競争に巻き込まれて会社は疲弊し、強かった製品の商品力まで落ち、ブランド価値は低下し、当初の狙いとは逆の減収減益となってしまうパターンです。

どこかの電機メーカーもまさにこれです。Microsoftもそうだし、Googleもそうなりつつある。Appleが強くい続けられるのは、それをやらないから。本当に強くて得意な商品しか出さない。忠誠なユーザーの期待を裏切らない。しかし、Line Extensionの誘惑に負けず、主力製品だけで増収増益していくのは至難の技です。それはSteve Jobsのような狂信的とも言える徹底的な製品開発を継続しなければできません。

これは、Steve Jobsが亡くなる直前に、見舞いに来たGoogleのLarry Pageに言ったこと:
"Google makes a lot of products that are adequate, but not great. They're turning you into Microsoft. Focus on fewer things, and do them really well"
「Googleの多くの商品は、必要十分だけれども、素晴らしくはない。そういうことをやっていると、Microsoftのようになってしまう。もっと少ないことに注力して、徹底して素晴らしい商品を出すことだ。」

同じくJobsが、NIKEのCEO Mark Parkerに言ったこと:
“Nike makes some of the best products in the world, products that you lust after, absolutely beautiful stunning products. But you also make a lot of crap. Just get rid of the crappy stuff and focus on the good stuff.”
「Nikeには、世界で最高の商品がある。よだれを垂らすような、全く目を奪われるような商品だ。でも同時に、クズのような商品もたくさん作っている。クズを捨てて、いいものだけを作ることだ。」

一杯のラーメンがきっかけで、色々とビジネスのことを考えてしまいました。

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2013年10月 7日 (月)

運転するときは発炎筒と三角停止板の確認を!

桜塚やっくんが、高速道路で事故を起こし、クルマから降りて後続車を止めようとしているところを後続車にはねられて死亡するという事故が起きた。

痛ましい事故だけど、いくつもの判断ミスが。高速道路上、特に追い越し車線で止まって動けないならば、クルマから降りて早くガードレールの外側に出るべきで、車線側に出るのは自殺行為。まずやるべきことは警察に電話する前に発炎筒を焚いて、クルマの後方へ投げるべきだったろう。それで安全を確保した上で三角停止板を置いて、警察に連絡するのはそれからでも遅くない。

Jaf

そう言いながら、発炎筒はすぐに使えるようにしておくべきとあらためて思った。自分は自家用車は所有していなけれど、これからはカーシェアやレンタカーを借りる時は、走り出す前に発炎筒の場所を確認しよう。最近では高輝度LED方式のものもあるようだから、5分程度しかもたない発炎筒と違って、少なくとも事故処理が終わるまでは発光し続けることができるから、クルマに乗る時は自衛のために常備しようかとも思う。

ところで、これを書いていて三角停止板(停止表示板)のことを調べたら驚きの事実が。道路交通法では、高速道路上で緊急停止する場合は停止表示板を設置する義務があり、怠ると「故障車両表示義務違反」となり、点数は1点、反則金は6千円が課せられる。

ところが、である。装備が義務付けられている発炎筒とは異なり、停止表示板は購入義務も搭載義務もない。つまり、いざ使わなければならない状況になった時に持っていなければ初めて違反になる、という片手落ちの法律。そんな偶然や確率に任せた法律があるか。設置義務があるのだったら、搭載義務もあるべきだろう。

皆さんも、もう一度発炎筒と三角停止板の使い方を、以下のホンダのサイトで復習しておきましょう。
「発炎筒の使い方」
「停止表示板の使い方」

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2013年10月 5日 (土)

CEATECなんかもうやめてしまえ

CEATEC最終日に行って来た。3時過ぎに入ったので、5時の閉館までには見切れないと思ったけれど、十分に見れてしまった。CEATECは毎年行っているけれど、こんなに寂しいショーは記憶にない。「これだけ?」という展示の少なさ。

Ceatec2013

幕張メッセに行ったことのある方はご存じだと思うけれど、メッセの本会場は三つのエリアに分かれている。今回のショーでは、一番左のエリアは、だだっ広い日産やホンダのEVの試乗会場、という意味不明のスペース。何故CEATECに自動車メーカーが1/3もスペースを取っているかというと、「電気で動くし(苦笑)」、おそらく埋まらないので安い料金で頼み込んで出展してもらったのだろう。
Ceatec_nissan

真ん中のエリアのみがエレクトロニクスメーカーなのだけれど、その約1/3をしめる「ライフスタイルイノベーション」はクルマメーカーと交通関係。そして右のエリアが部品メーカーだけど、全般的にスカスカ。

エレクトロニクスメーカーは、ほとんどが4Kの一点豪華主義の小じんまりとしたブース。新製品がないのか、お金がないのか、やる気がないのか、とにかく日本の家電業界に対する希望を失うようなショーだった・・・というのは言い過ぎかもしれない。CEATECというショーの存在意義がなくなってきている、というのが本当のところだろう。

たとえば毎年一回ラスベガスで行われるConsumer Electronics ShowやCOMDEXやNABは、一般人は入れない、完全に業界の商談用の見本市。アメリカほど国土が広くて、「首都圏」がない多中心国家だと、一か所にバイヤーやプレスを集める意味があるし、ラスベガスという観光地に年に一回行くのも、業界に携わるすべての人にとっても、会社が暗黙の了解としている、ひとつの「ご褒美」というかお祭りのようなところがある。

また、各メーカーは会期中にラスベガスの会場周辺のホテルにスイートを取って、そこで次から次へとバイヤーと商談を行うのが普通で、会場では展示しない未発表の新製品やデモを見せるので、展示会場よりもそちらの方が重要だったりする。私もCESやCOMDEXに行っていた頃は、ホテルでの商談で忙殺されて、展示会場は最終日の数時間しか見れなかったことも多い。

でも日本の場合は、メーカーも販売店も首都圏に集中しているから年に一回のショーなどあまり意味がない。ましてや幕張くんだりまで行くのは、「ご褒美」どころか苦痛以外の何物でもない。一般向けに対しても、独自のイベントや今やSNSで直接訴えかけることができるので、このような甚だ中途半端な位置付けのショーでは、商談の場としても、エンドユーザー向けのショーとしても、メーカーとしては参加する意味が薄れているのだろう。

蛇足だけど、そもそもCEATECって何の略?と思って調べてみたら、「最先端IT・エレクトロニクス総合展」を訳したもので、Cutting-Edge IT & Electronics Comprehensive Exhibitionらしいけれど、略になっていないし、英語的にもおかしい。

それはさておき、本来の趣旨から言うと確かに4K/8Kなどの「最先端」の技術はあったけれど、フルラインアップ展示しているメーカーは皆無だったし、「総合展」とはほど遠い。もしかしたら、ここで言っている「総合」とは、最終製品と部品の両方、という意味かもしれないけれど、消費者に対して半導体やデバイスを見せてもほとんど意味はない。

個人的な意見としては、日本は上記のような事情でこのような展示会は商談用としての必然性はあまりないので、思い切って消費者向けに振って、会場販売も許可して、メーカー同士で展示のユニークさを競わせてもっとお祭り的にしなければ盛り上がることはないだろう。逆に、部品メーカーなどは業界向けでクローズドな商談用のものに特化して分離し、中途半端な「総合展」の看板を下ろすことだ

こうするべきだという具体的根拠がこれ。過去4年間の、CEATECとCP+(カメラ・写真関係)、東京ゲームショウ(TGS)の来場者数の推移の比較だ。長期低落傾向のCEATECに比べ、よりエンドユーザー向けの色彩が強いCP+や東京ゲームショウは増加傾向だ(今年のTGSの最高記録はPS4効果だけど)。ちなみに、CEATECの会期は5日間だが、CP+とTGSは4日間。参考までに、東京モーターショーも、2009年の61万人から2011年の84万人と増加している。

Visitors2

今年のCEATECの14万人という来場者数は、2000年にエレショーとCOM JAPANが統合以来の最低記録だ。そもそも、よりエンドユーザー指向が強かったエレショー時代は30~40万人の来場者がいて、CEATECになったとたん半減しているので、この戦略が失敗しているということは明白。いずれにしても、これを見たら、メーカーはますますジリ貧のCEATECには出展する気がなくなるだろう。

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2013年10月 3日 (木)

高齢者はもっと余裕と自覚を持って交通社会で生きて欲しい

Murata

JR横浜線で、踏切内で動けなくなった高齢者の男性を助けようとして命を落とされた女性の事故は、本当に痛ましい。この高齢者の男性がなぜ踏切内でうずくまっていたのかは不明だし、遮断機が下りる前に踏み切りに入ったようだからあまり責任は追及できないけれど、私は高齢者は、自分の体力を過信せず、もっと余裕を持って交通社会で生きてほしいと思うのです。

実は6年ほど前、私は半年間、検察審査会の審査員を務めていました。検察審査会というものは、検察が不起訴にした事案に対して不満があれば、誰でも不服を申し立てることができる制度です。そこで結構多かったのが、高齢者の交通事故に対して、「加害者」が業務上過失などで不起訴になった場合に、「被害者」本人や遺族が不服を申し立てるケースでした。

何件も同じようなのが申し立てがあったのが、例えば片側3車線もある交通量の多い国道の、横断歩道のない場所で横断しようとしてクルマに轢かれたケース。一般国民の健全な常識では、どう考えても「被害者」が悪い。このようなケースは、当然、「不起訴相当」の判断を下します。

交通事故の場合、これらの例のように刑事責任も賠償責任がなくても「加害者」にされてしまうし、相手を死傷させてしまったら心の傷も残るし、今回の事故の電車の運転手だってやりきれないだろう。そして、この事故のように、善意の第三者の命を奪ってしまうこともある。

言いたいことは、高齢者になったら、自分の体力や判断が原因で、自分だけでなく、他人も巻き込んで不幸にしてしまう可能性が高くなるということを、もっと自覚して行動してほしいということ。

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2013年10月 2日 (水)

メルマガの配信停止の法律を!

どこかで何かを買ったり、ネットで何かに登録するといつの間にか届くようになる大量の「メールマガジン」という名前のジャンクメール。今片っ端から配信停止をしているのだけれど、サイトによって色々種類があって、最も簡単なものから言うと:

1)メールに記載されたリンクをクリックするだけで配信停止になる
2)リンク先の「配信停止」ボタンを押すだけで配信停止になる
3)リンク先でメールアドレスを入力すると配信停止になる
4)リンク先でメールアドレス(またはユーザーID)とパスワードを入力してログインして、そこからメルマガの配信停止をする
5)そもそもメールに配信停止のリンクや方法が書いていない

5)は論外だとしても、結構多くてやっかいなのが、4)のアドレスまたはユーザーIDとパスワードを入力しなければならないもの。特に、勝手にアサインされたユーザーIDやパスワードの場合、記録がなければ配信停止ができない。そんな場合は、仕方ないのでメールソフトで迷惑メール設定をして受信拒否リストに載せるしかない。

企業側としては、なるべく配信停止しにくくした方がいいというのは、考えが浅すぎる。そのような企業に対して、ユーザーはどういう印象を持つかをちょっと考えてみればすぐわかるだろう。不必要なジャンクメールを毎日のように送りつけてくれる会社に対して、ユーザーはどんどん苛立ちが増していくものだ。その上配信停止もできなかったら、「ふざけんなこの会社、二度と買うか!」と思う方が普通だ。

だから、最も賢い会社は、1)のように、今回は縁がなかったとあきらめて、潔く「去る者は追わず」という姿勢を取る会社なのだ。

ここで声を大にして言いたいのは、メルマガの配信に関して、最低でも3)の、メールアドレスを入力するだけで配信停止にできるような法律を作ってほしい!

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