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2012年3月12日 (月)

何故もっと語られない、福島原発の「本当の人災」

Fukushima_land_2

福島原発の立地は、もともと海抜35メートルの高台にあり、それを取水や荷揚げの効率のために、わざわざ25メートルも土地を削って、海抜10メートルまで下げたために、今回の15メートルの津波による被害を受けたということを知っている人は少ないと思います。この衝撃の事実を、東京新聞が昨年の5月に書いています(こちら)。

実際、福島原発よりも震源地に近い女川原発(東北電力)は、地震によって事故に至るような被害を受けておらず、しかも福島原発よりも高い津波に直撃されていても発電機が高台にあったために、冷却機能を失うこともなかった。これらのことから今回の福島原発の事故原因は、地震よりは津波対策が不十分だったことと言えるでしょう。

百歩譲って土地を削ったことはいいとしても、こともあろうに非常用ディーゼル発電機を海岸に面した地下に設置したために津波によって水没し、使用不能になったということは素人が考えても欠陥設計としか思えない。原子炉建屋はともかく、せめて、電源設備だけでももっと高い所に建設していれば、今回のような津波の被害を受けていなかったことは明白なのです。

しかも、海べりにある冷却用海水ポンプが防水化されていなかったため、これも津波によって真っ先に壊れ、仮に電源が無傷だったとしても原子炉を根本的に冷却することはできず、これと同じ危険性を抱えている原子炉は他にもあると米国の専門家は指摘しています。

すなわち、コストを惜しんでこれらの多重の欠陥設計を放置してきたことこそが、今回の原発事故の真の原因であり、そのことに対する東電と国の責任を日本のマスコミが何故もっと追求し、何よりも他の原子炉の対策に早急に活かそうとしないのか不思議でなりません。


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