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2012年2月27日 (月)

「アイルトン・セナ ~音速の彼方へ」

アイルトン・セナのドキュメンタリー映画「アイルトン・セナ ~音速の彼方へ」が、英国アカデミー賞で、「ドキュメンタリー賞」と「編集賞」を受賞したことを知って、早速アマゾンでブルーレイを注文して、夫婦で観ました。評判通りよく出来た人間ドキュメンタリーで、特にF1に興味がない妻でも楽しめたようです。古い映像ばかりなので、最近のHDと比べると画質はひどいものですが、そんなことは全く気にならないコンテンツの力強さと編集のうまさがありました。

セナが1994年5月1日に34歳の若さで事故死した時、私は深夜のF1中継を生放送で観ていました。そして死亡の一報が流れたとき、熟睡していた妻を「セナが死んじゃった!」と意味もなく叩き起こしてしまったことを今でもはっきり覚えています。

Senna
【セナ全盛期のマクラーレン・ホンダMP4/6と、事故死した時に乗っていた忌々しいウィリアムズ・ルノーFW16。このマクラーレンは、カラーリングといい、マシンのフォルムといい、エンジンのサウンドといい、本当に美しかった。それをセナが運転するのだからたまらないわけです。】

最近のF1はドライバーの競争というよりはコンストラクターの競争で全く面白くないですが、セナの全盛期のF1は、本当に面白かった。セナのマシンの限界まで操る能力は飛び抜けていたし、人間的にもその謙虚さ、ストイックさは実に魅力的でした。

でも考えてみると、F1をつまらなくした元凶は、アクティブ・サスやトラクション・コントロールなどの電子制御を大々的に採用したウィリアムズ・ルノーだと思っています。さすがのセナを持ってしてもドライバーの力だけでは勝てなくなってしまったので、苦渋の選択でセナは愛していたマクラレーン・ホンダから移籍したわけです。しかし、その翌年には電子制御が禁止され、その対応に苦労していたウィリアムズのマシンはハンドリングが非常に不安定になり、それがセナの事故死につながったとも言えると思います。

ウィリアムズがなかったら、F1が最初から電子制御を禁止していたら、セナがマクラレーンから移籍していなかったら、前日の予選でラッツェンバーガー事故死してセナが落ち込んでいなかったら、衝突で飛散した部品があと数センチずれていたら、セナは死んでいなかったでしょう。この辺の一つ一つの「不幸の連鎖」がセナの死につながったところも、この映画ではよく描かれていると思います。

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