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2011年3月13日 (日)

この日を境に、日本は変わる

アメリカの同時多発テロが起きた2001年9月11日、私は偶然出張でアメリカのアトランタにいました。数百人の参加者の大きなセミナーが始まったばかりで、会議場のスクリーンに映し出されていたプレゼンテーションが、突然CNNの映像に切り替わりました。ワールドトレードセンターから黒煙が出ていて、放送しているCNN側も何が起きたかわからないまま見ていると、我々の目の前で、二機目がビルに突っ込む映像が流れました。

私以外は全員アメリカ人で、パニック状態となり、その日の日程はすべて中止となりました。全米の空港が、5日間全面閉鎖になりました。事件の全貌が明らかになるにつれ、徐々に、「The world will never be the same again=この日を境に、世界は変わり、二度と元には戻らない」という予感がしたのを、今でもはっきりと覚えています。そしてその通り、国際的なテロ活動とその対策、アメリカと中東諸国との関係は大きく変わりました。

そして今、東北地方太平洋沖地震を目の当たりにして、また同じようなことを感じています。今回の震災は、その規模と範囲の広さ、そして首都圏にいる政治家・企業トップ・マスコミにも直接的に体感できる大きな恐怖を抱かせたという点で、「喉元すぎたら」ということにはならないと思います。

今後、確実なことは、地震・津波対策、原子力発電所の安全性など、危機管理はあらゆる分野で強化されるでしょう。海岸沿いの住宅や、埋立地、高層マンションは、人気がなくなるでしょう。太陽光発電などの自然エネルギーの利用や、省エネルギーにはさらに拍車がかかるでしょう。石油以外のエネルギー源を利用できる電気自動車には追い風が吹くでしょう。これらに関連した、色々な分野の新しいビジネスも生まれるでしょう。

これは予想というよりは希望ですが、与野党は国民生活とは遊離した政局の争いや責任追及や揚げ足取りをやめて、「今国会で、国民のために何を議論して、何に税金を使うべきなのか」という優先順位を明確につけて実行に移すことが要求されるでしょう。

マスコミの責任と役割も、一段と高まるでしょう。衆愚に迎合し、どうでもいい流行を助長するだけのコンテンツは影をひそめるでしょう。特にテレビは、お笑い芸人依存体質から脱却してほしい。

3.11を境に、日本は変わる。

世界で最も危機管理が整っていて、最も自然エネルギーを活用した、最も省エネルギーな国、というようないい方向に変わってほしいと強く願います。


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