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2011年3月 5日 (土)

Eaglesの来日公演に行ってきました

最も音楽を聴く高校生から大学生の頃はEaglesとDoobie Brothersの全盛期でした。社会人になってからも、これらのバンドのコピーをやっていました(ギター担当)。だから、「Eaglesが7年ぶりに来日する」と聞いた約半年前、すぐ今日の来日公演のチケットを購入し、もうほとんど忘れかけていた今日、東京ドームのコンサートに行ってきました。

Tokyo_dome_outside

東京ドームでのコンサートは初体験でした。残念ながら先行予約には間に合わなかったのでアリーナ席は取れませんでした。12,000円のS席だったのですが、外野センター裏の位置にあるステージのほぼ正面とは言え、ご覧のようにバックネット裏でかなり離れていて、アーティストは肉眼では米粒くらいにしか見えませんでした。

Tokyo_dome_inside

このコンサート会場がひどいと思ったのは、上の写真を見ていただくとわかりますが、野球用のバックネットが張ったままなのです。それを通してコンサートを観ろというのです。ありえないと思いませんか?「金返せ」という世界だと思います。安全性という必要性がないし、野球観戦とは料金も鑑賞の質も違うのだから、コンサートの時くらい下ろせと言いたい。

その程度のことができないなら、コンサート会場として失格です。技術的にできないと言うのなら、ネット裏の席は販売すべきではない。最低でも告知した上で、料金を安くすべきでしょう。東京ドームと主催者に猛省を促したい。東京ドームのコンサートに行く方は、くれぐれも座席の位置に注意してください。

それにしても、集客力の大きいアーティストの場合は仕方ないかもしれませんが、武道館や野球場などの巨大会場のコンサートは、アーティストと距離感がありすぎるし、音もひどいですね。ドームは静かな曲ならまだよかったですが、色々な楽器が重なって音圧が上がるともうどうしようもなく音が歪んでいました。

一昨年NHKホールでDoobie Brothersのコンサートに行ったのですが、そちらはミキサーが信じられない位下手くそでボーカルが聞こえにくかったですが(「ウドー、金返せ!」)、アーティストとの距離感や会場の音響的にはよかったです。

さて、肝心のコンサートですが、前半は約60分、約30分の休憩をはさんだ後半は約100分で、ボリューム的には十分でした。前半はおなじみの名曲がほとんどだったのですが、後半は最新作(と言っても2007年)のLong Road Out Of Edenからの選曲が多く、正直言ってちょっと退屈しました。個人的な意見ではこの2枚組アルバムは、22曲中How LongとBusy Being Fabulousは出色ですが、後はアルバムとして通しで聴く分には決して悪くはないですが単独の曲としては凡作で印象に残りません。

そんなわけで、後半は曲の途中で席を立ったり、腕時計を見る人の姿が目立ち、中には寝ている人すらいました。最新アルバムをプロモートしたい気持ちはわかるし、別に往年のベストヒットだけ演奏しろとは言いませんが、後半はちょっとバランスが悪かったように思います。

Eagles_pamphlet_members

今のEaglesの正式メンバーは、上の写真左からTimothy B. Schmit, Glenn Frey, Don Henley, Joe Walshの4人です。コンサートを見ると、やっぱりEaglesは曲作りという意味でも歌という意味でも、Glenn FreyとDon Henleyで持っているのだなーと思います。歌的にはGlen Freyのメローな歌声もいいのですが、個人的にはやっぱりDon Henleyのちょっとかすれた声で絞り出すような歌い方が大好きです。Donがドラムを叩きながら歌う姿は今見てもかっこいい。暴れん坊将軍Joe Walshは・・・あまり歌わないでほしい(笑)。

ところで、コンサートに行かれた方は、4人のメンバーの脇で見事なギター演奏をしていた「あの人は誰?メンバーじゃないの?」と素朴な疑問を持たれたかと思います。実は、2001年にEaglesのオリジナルメンバーのギタリストDon Felderが脱退してからは、Joe Walshの「相方」のもう一人のツインリードギタリストは正式メンバーではなくバックバンド扱いのSteuart Smithという人が務めています。

Ss_eagles1今回のコンサートでもその扱いの違いは明白で、スポットライトが当たるのは正式メンバーの4人で、Smithはステージの袖で、ギターを弾く手元だけにスポットが当たる形で黙々と「職人の仕事をしている」という感じでした。プログラムにも、名前が一行載っているだけで、写真すらありません(あまりにかわいそうなので、探してきました→)。

でも、Eaglesの歴史を考えると、このSmithの扱いには実に深い意味があるのです。と言うのは、Don Felderが2001年に解雇され、その後泥沼の訴訟合戦が繰り広げられたのは、Felderが何かにつけ他のメンバーと意見が合わなかったということもあるようですが、それまでバンドの収入は5等分されていたのを、Glen FreyとDon Henleyがより高い取り分に変えたことにDon Felderが反対したことにあると言われています。Felderは、自分が「雇われギタリスト」扱いされたことに憤慨したわけです。

だから、その教訓をもとに、Smithは最初からバンドの正式メンバーではなく、あくまでも「雇われギタリスト」ですよ、ということを明確にしているのだと思います。ショービジネスの士農工商は厳しいですね。そんなことを考えながらコンサートを見ると十倍面白く・・・はならないですね(笑)。

今回のコンサートでは、あのHotel Californiaの伝説のギター演奏もSteuart SmithとJoe Walshが掛け合いで演奏したのですが、ほとんどSmithがひいていました。この写真は、今回もこの曲だけ同じツインネックのギターを使っていましたので、おそらくこの曲をひいている姿だと思います。オリジナルのDon Felderの演奏に忠実な演奏で、今回のコンサートで一番盛り上がったと思います。

コンサートの最後は、お約束のDesperado(さそりいのししのカラオケの18番です)で締めくくり。こういう巨大会場でのコンサートは、音は悪いしステージは遠いけれども、憧れのアーティストを直で見て聞いて、同じ「場」を共有できるということでよしとしなければなりませんね。それだけに、あのネットは許せない・・・。

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