« 久しぶりの浅草 | トップページ | 桜をきれいに撮る方法 »

2011年1月25日 (火)

神保町とんかつ「いもや」

さそりいのししのB級グルメのNo.1をご紹介します。神保町のとんかつ屋、「いもや」です。
以前、勤め先が竹橋だった時に、15分も歩いてこの神保町のお店まで昼食を食べによく来ました。テレビでB級グルメの紹介がある度に、妻に「もっとすげー店があるんだぜ」とこの店の話しをしていたので、「そんなに言うなら一度連れてけ」ということになって夫婦で行ってきました。

メニュ-はとんかつ定食750円、ひれかつ定食950円、それにおしんこ100円の三つだけで、飲み物もありません。9割以上のお客は、このコストパフォーマンス抜群のとんかつ定食を注文します(下の写真)。

Photo

とんかつは一般的なロースかつ定食の1.5倍はあろうかというボリュームで、肉は柔らかく、脂身は少ないのですがいい旨味があります。衣はサクサクしていて油がいいのか全く胃もたれしません。ご飯はふっくらとして美味しいし、たっぷりのキャベツもうまい。これにしじみがたっぷりと入った、決して「おまけ」ではない大変美味しいみそ汁がつき、定食の要素のすべての質が高く、非の打ちどころがありません。

あと写真には写っていませんが、カウンターには取り放題の薄味のたくあんをスライスしたものが置いてあり、丼に山盛りのご飯が余っても、これがあれば楽に完食することができます。

これだけのボリュームとクオリティのとんかつ定食を750円で食べさせる店は東京広しと言えどもここしかないと思います。はっきり言って1200円でも大納得の内容です。そんなわけで昼時は近所のサラリーマンで2時を過ぎても常に満席です。席はカウンターのみで12席ほど。店内には待ち用に6人ほど座れるベンチがあるのですが、それでも足りない場合は店の外にまで並ぶことも多いですが、回転が早いのでそれほど待ちません。

今回は混雑を避けようとして2時頃に来店したのですが、それでもぎりぎり店内で待てるほどの相変わらずの人気。約3年ぶりの来店でしたが、以前と全く変わっていませんでした。

Photo

接客は相変わらずスパルタンでした。店内に入ると、主人が

「とんかつですか?」
と聞いてきますが、これは「ひれかつではなく、とんかつ=ロースかつですね?」という意味です。ひれかつも美味しいのですが、やはり200円高いので頼む人は1割もいないので聞くわけです。でも初めての客はこの質問に面食らうらしく、
「えっ?ここってとんかつ屋じゃないの?他に何があるの?(゜o゜)」

みたいに一瞬あわてた表情をしたあと、「は、はい」と答えるので「素人」だとすぐわかります(^^)。

ベンチに座って待って、一人づつ客が席を立つと、流れ作業のようにその空いた席に座ります。ほとんどが一人客なので、店内は会話もなくもくもくと食べ、後がつかえているので食べ終わったらすぐ席を立つ、という一種独特の雰囲気です。連れで来ても別々に座るのが常識です。だらだらとしゃべって滞留する客がいないくて高い客の回転があるからこそこの値段が実現できるので、ここはこの企業努力の塊のようなとんかつと正面から向き合って食べることに集中する店です。

Photo_2

妻はこの雰囲気に圧倒されつつも、普段だったらこんなボリュームは食べられないのに、ご飯だけを少し残して完食していました。「とんかつはもちろん、ご飯もキャベツもすごく美味しかった。キャベツなんか今高いのにね。よくあの値段でできるわね」と驚いていました。また、主婦らしく、油を扱っているのに、店内の清潔さと油のにおいがないことにも関心していました。

1200円以上出しても、この750円の「いもや」のボリュームとクオリティに勝てる店はほとんどないと思います。一度ここのとんかつを食べてしまうと、普通のとんかつに千円以上出すのがばかばかしくなってしまいます。「いもや」は、企業努力とはこういうものだ、と教えてくれる、国民栄誉賞もののコストパフォーマンスの、サラリーマンの味方だと思います。

最後に、「いもや」のB級グルメ的「通」な食べ方をご紹介します。「いもや」では客席には調味料はソースとカラシしか置いてありません。そこで、キャベツに何をかけるかという問題ですが、ドレッシングなどという小洒落たものはないので、必然的にとんかつと同じソースをかけることになるのですが、それだととんかつと同じ味付けで箸休めにならず、とんかつのボリュームがあるだけに、後半はちょっと味が単調でくどくなってしまいます。

そこでお勧めの方法は、店員さんが近くに来たタイミングを見計らって、勇気を出して「醤油をお願いします」と頼むのです。実は醤油注しは客席の方には置いていないのですが、おしんこ用にカウンターの内側には用意されているのです。キャベツに醤油をかけてとんかつの合間に食べると口がさっぱりとして、またとんかつを口にした時に新鮮な感覚でより楽しむことができるのです。騙されたと思ってぜひお試しあれ。

場所はこちらです。神保町の「キムラヤ」のある交差点から、白山通りを水道橋方面に5分ほど歩いた左手の角にあります。「食べログ」はこちら
Photo_3
なお、「いもや」は近所にてんぷら定食の専門店と天丼の専門店もあり、これらもなかなかのコストパフォーマンスですが、やはり感動という点ではこのとんかつの店が上です。


にほんブログ村 トラコミュ とんかつ(トンカツ)へ
とんかつ(トンカツ)

にほんブログ村 その他趣味ブログ 多趣味へYajirusiani09131x60Yajirusiani10Blogranking125

|

« 久しぶりの浅草 | トップページ | 桜をきれいに撮る方法 »

☆食」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33255/50695348

この記事へのトラックバック一覧です: 神保町とんかつ「いもや」:

« 久しぶりの浅草 | トップページ | 桜をきれいに撮る方法 »