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2011年1月の5件の記事

2011年1月30日 (日)

桜をきれいに撮る方法

最近、新宿ヨドバシカメラの写真教室にハマっています。ほぼ毎週末、風景撮影、夜景撮影、花の撮り方など異なったテーマで教室が開催されています。料金は3,150円で、約3時間の講義と撮影実技があるものもあり、その場合は、1~2カ月空けて後半の講義があり、そこでは受講生の撮影してきた写真の講評会を行う、というパターンが多いです。

この教室はフジフィルムさんの協賛があることが多く、昨日参加した「スナップ撮影」教室では、3,150円の参加費でプロ用のフィルムを3本ももらえて、撮影後、講評をするために教室で待っている間にフィルム1本分の同時プリントもしてくれて、お釣りがくるくらいお得でした。

1月22日の教室で菊地隆先生からプロ用シートフィルターの使い方を学び、今日の新宿御苑での「早春撮影」教室でそのテクニックの一つを試してみました。シートフィルターとは、一般的なレンズの先端にねじ込む円形のガラス製のものではなくて、真四角のペラペラのアセテート製のものです。
Filterx2
フジフィルムから10cm角と7.5cm角のものが出ており、10cm角は2千円弱、7.5cmのものは千円弱で、新宿ヨドバシカメラ本店カメラ館の3階で売っています。コンパクトカメラやミラーレス一眼なら7.5cm、本格的な一眼は10cmが必要となります。

中身はこんな感じです。
Filter75_2
フィルター自体は真四角ですが、7.5cm角のものはこのような円形の切り抜きがあるホルダーが付属しています(10cmの場合はケンコーから別売ホルダーが出ています)。これを撮影時にレンズの前に置くだけです。右手にカメラ、左手にフィルターという形になりますので、コンパクトカメラならば手持ちも可ですが、重い一眼レフだと三脚使用が前提です。

シートフィルターで主なものはCC(Color Compensating=色補正)フィルターで、光の三原色RGBと色の三原色CMYの各色があり、濃度が1.25から50まであります。詳しくは、富士フィルムフィルターガイドブックをご覧ください。

なぜ色補正フィルターが必要かと言うと、人間の目には「色の恒常性」という光源に対する自動調節機能があるので、光源がどんな人工光や自然光であっても同じ色に見えるのですが、フィルムやイメージセンサーにはそれがないので、人間の目で見た「記憶色」とは異なった仕上がりになってしまうことがあるからです。

さて前置きが長くなりましたが、今回使うのは「M5」というマゼンタのフィルターで、「5」という濃度は他の色に影響を与えない限度の値です。下の写真はこの日に撮影した新宿御苑の寒桜ですが、普通に桜を撮ると、下の写真のように見た目と違って花びらが白っぽく写ってしまうことが多いと思います。これは「露出」ではなく「色」の問題なので、いくら露出をいじっても「桜色」は出ません。
Imgp1204_no_filter

そこで、マゼンタを強調するM5フィルターを使うと、見た目に近い記憶色の「桜色」がよく出て、その差は一目了然です。

Imgp1201_m5_filter

もちろん、フォトショップなどを使えば同じようなことはできますが、やはり後加工というものは写真家としてはどこか後ろめたさがあるし、第一この方法の方が簡単です。

それでは、この日M5フィルターを使って撮影した寒桜と梅の作品をご紹介します(カメラはPentax K-5、レンズはDA17-70mmF4AL SDMとDA55-300mmF4-5.8EDです)。
本格的な桜の季節までにはまだ二か月ほどありますが、この「M5」フィルター一枚あるだけで、誰が見てもきれいな桜が撮れますので、写真に興味のある方はお試しください。

Imgp1229sakura1

Imgp1214

Imgp1237sakura2

Imgp1253sakura3

Imgp1277ume

今回はすべて「5」の濃度で撮りましたが、若干効きすぎと感じる場合もあったので、今度はその一段階下の「2.5」を買って試してみたいと思います。

これはニホンスイセンですが、「Y5」フィルターを使ってイエローを強調しています。
Imgp1185suisen
「Y5」はこれ以外にも菜の花や銀杏、また料理写真にも向きます。ブルーの「B5」は青空を強調したい時、レッドの「R5」は夕景、グリーンの「G5」は新緑などに向きます。

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2011年1月25日 (火)

神保町とんかつ「いもや」

さそりいのししのB級グルメのNo.1をご紹介します。神保町のとんかつ屋、「いもや」です。
以前、勤め先が竹橋だった時に、15分も歩いてこの神保町のお店まで昼食を食べによく来ました。テレビでB級グルメの紹介がある度に、妻に「もっとすげー店があるんだぜ」とこの店の話しをしていたので、「そんなに言うなら一度連れてけ」ということになって夫婦で行ってきました。

メニュ-はとんかつ定食750円、ひれかつ定食950円、それにおしんこ100円の三つだけで、飲み物もありません。9割以上のお客は、このコストパフォーマンス抜群のとんかつ定食を注文します(下の写真)。

Photo

とんかつは一般的なロースかつ定食の1.5倍はあろうかというボリュームで、肉は柔らかく、脂身は少ないのですがいい旨味があります。衣はサクサクしていて油がいいのか全く胃もたれしません。ご飯はふっくらとして美味しいし、たっぷりのキャベツもうまい。これにしじみがたっぷりと入った、決して「おまけ」ではない大変美味しいみそ汁がつき、定食の要素のすべての質が高く、非の打ちどころがありません。

あと写真には写っていませんが、カウンターには取り放題の薄味のたくあんをスライスしたものが置いてあり、丼に山盛りのご飯が余っても、これがあれば楽に完食することができます。

これだけのボリュームとクオリティのとんかつ定食を750円で食べさせる店は東京広しと言えどもここしかないと思います。はっきり言って1200円でも大納得の内容です。そんなわけで昼時は近所のサラリーマンで2時を過ぎても常に満席です。席はカウンターのみで12席ほど。店内には待ち用に6人ほど座れるベンチがあるのですが、それでも足りない場合は店の外にまで並ぶことも多いですが、回転が早いのでそれほど待ちません。

今回は混雑を避けようとして2時頃に来店したのですが、それでもぎりぎり店内で待てるほどの相変わらずの人気。約3年ぶりの来店でしたが、以前と全く変わっていませんでした。

Photo

接客は相変わらずスパルタンでした。店内に入ると、主人が

「とんかつですか?」
と聞いてきますが、これは「ひれかつではなく、とんかつ=ロースかつですね?」という意味です。ひれかつも美味しいのですが、やはり200円高いので頼む人は1割もいないので聞くわけです。でも初めての客はこの質問に面食らうらしく、
「えっ?ここってとんかつ屋じゃないの?他に何があるの?(゜o゜)」

みたいに一瞬あわてた表情をしたあと、「は、はい」と答えるので「素人」だとすぐわかります(^^)。

ベンチに座って待って、一人づつ客が席を立つと、流れ作業のようにその空いた席に座ります。ほとんどが一人客なので、店内は会話もなくもくもくと食べ、後がつかえているので食べ終わったらすぐ席を立つ、という一種独特の雰囲気です。連れで来ても別々に座るのが常識です。だらだらとしゃべって滞留する客がいないくて高い客の回転があるからこそこの値段が実現できるので、ここはこの企業努力の塊のようなとんかつと正面から向き合って食べることに集中する店です。

Photo_2

妻はこの雰囲気に圧倒されつつも、普段だったらこんなボリュームは食べられないのに、ご飯だけを少し残して完食していました。「とんかつはもちろん、ご飯もキャベツもすごく美味しかった。キャベツなんか今高いのにね。よくあの値段でできるわね」と驚いていました。また、主婦らしく、油を扱っているのに、店内の清潔さと油のにおいがないことにも関心していました。

1200円以上出しても、この750円の「いもや」のボリュームとクオリティに勝てる店はほとんどないと思います。一度ここのとんかつを食べてしまうと、普通のとんかつに千円以上出すのがばかばかしくなってしまいます。「いもや」は、企業努力とはこういうものだ、と教えてくれる、国民栄誉賞もののコストパフォーマンスの、サラリーマンの味方だと思います。

最後に、「いもや」のB級グルメ的「通」な食べ方をご紹介します。「いもや」では客席には調味料はソースとカラシしか置いてありません。そこで、キャベツに何をかけるかという問題ですが、ドレッシングなどという小洒落たものはないので、必然的にとんかつと同じソースをかけることになるのですが、それだととんかつと同じ味付けで箸休めにならず、とんかつのボリュームがあるだけに、後半はちょっと味が単調でくどくなってしまいます。

そこでお勧めの方法は、店員さんが近くに来たタイミングを見計らって、勇気を出して「醤油をお願いします」と頼むのです。実は醤油注しは客席の方には置いていないのですが、おしんこ用にカウンターの内側には用意されているのです。キャベツに醤油をかけてとんかつの合間に食べると口がさっぱりとして、またとんかつを口にした時に新鮮な感覚でより楽しむことができるのです。騙されたと思ってぜひお試しあれ。

場所はこちらです。神保町の「キムラヤ」のある交差点から、白山通りを水道橋方面に5分ほど歩いた左手の角にあります。「食べログ」はこちら
Photo_3
なお、「いもや」は近所にてんぷら定食の専門店と天丼の専門店もあり、これらもなかなかのコストパフォーマンスですが、やはり感動という点ではこのとんかつの店が上です。


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2011年1月13日 (木)

久しぶりの浅草

お正月3部作の最後は、今戸神社の帰りに、久しぶりに散歩した浅草を写真でご紹介します。今回もすべてライカX1で撮っています。

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浅草
これは言問橋の交差点から見たスカイツリー。こんなに近くに見るのは初めてでした。 なお、ライカX1は準広角レンズなので普通に撮ったらスカイツリーはこの半分くらいの大きさにしか写らないので、面積で言うと1/4くらいに元画像をトリミングしています。それでも解像度が高いので全く破綻していません。 Photo_10

浅草寺は、平日にも関わらず結構な人出でした。
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仲見世と交差する伝法院通りには、江戸時代の格好をした等身大の人形がお店の壁や屋根に上っている姿が何か所あって雰囲気を出しています。
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昔懐かしいブリキの看板で飾られた居酒屋:
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それにしても、もう10年以上前からそうですが、今の仲見世(雷門から浅草寺に伸びる長い商店街)には魅力を感じませんね。食べ物屋はともかく、土産物屋は手作りのものを売っている店はほとんどなく、「いかにも工場で作った大量生産品」というような安っぽいTシャツやプラスチック製のアクセサリーのようなものばかりでがっかりです。あんなものを喜んで買っていくのは田舎の学生か文化程度の低い外人だけでしょう。商売としてはそれでいいんでしょうけど、古き良き東京を代表する観光名所としては寂しいし、日本人として恥ずかしいと思ってしまいます。

Photo_16

しかし、その中でもケッサクなものを見つけました。なんと手書きの刺青入りのキューピー人形、5万円です。誰が買ってどこに飾るんでしょうね。
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遅い昼食は、伝法院通りにある「与ろゐ屋」の和風ラーメンをいただきました。かつおだしと豚骨・大山鳥のダブルスープに香り付けにゆずがほんのりと効いていて、麺はコシが強く麺自体の味もよく、上品だけどしっかりと旨味が出ている大変美味しいラーメンでした。
Photo_14Photo_15
これは「ちなちくらーめん」850円。
和風ぎょうざ350円(3個)も美味しかったです。
最近食べたラーメン店の中ではかなり美味しい部類に入ります。おすすめです。

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2011年1月12日 (水)

招き猫発祥の地・今戸神社へ初詣

Wikipediaによると、「招き猫の発祥の地」と言われているのは4か所あります。前日の記事にも書きましたが、妻がなぜか招き猫が好きなので、その一つである世田谷区の豪徳寺には3年ほど前に一緒に行ったことがあります。

Photo_4

そして今年はその一つである浅草の今戸神社に夫婦で初詣に行ってきました。ここの言い伝えは、江戸時代末期、界隈に住んでいた老婆が貧しさゆえに愛猫を手放したが、夢枕にその猫が現れ、「自分の姿を人形にしたら福徳を授かる」と言ったので、その猫の姿の人形を今戸焼の焼き物にして売ったところ、たちまち評判になったということらしいです。

Photo_6Photo_5今戸神社は浅草駅からは歩いて15分ほどあるので、本当は「パンダバス」という浅草の無料巡回バスに乗ってみたかったのですが、あいにくこの日は正月明けの平日のせいか運休でした。

ここは縁結びの神ということもあって、若いカップルや女性が多かったです。
特に、このペアの招き猫をなでて、携帯の待ち受け画面にするとご利益があるとのことです。
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おみくじもかわいい招き猫付きです:
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境内のじょうろまでも招き猫です:
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なぜか、「なで犬の子寅ちゃん」なんてものもありました:
1

ただ、ひとつ残念だったのは、この招き猫神社の由来である、焼き物の招き猫を売っているのかと思いきや、それがなかったこと。最近は神社仏閣のお守りやお土産も工場で作った大量生産品ばかりで、手作り感のあるものがないのは寂しい限りです。

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招き猫
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縁起物(神社仏閣グッズ・郷土玩具)

次回は久しぶりに訪れた浅草の話題に続きます。

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2011年1月11日 (火)

我が家の招き猫たち

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招き猫

新年にふさわしい招き猫の話題です。上は我が家の玄関にある招き猫(や縁起物)たちです。妻がなぜか招き猫が好きなので、旅先などで気に入ったものがある度に買っていたら、いつの間にかこんなに集まってしまいました。我が家を訪れる人には「幸せな気分になれる」と好評で、手を合わせていかれる人もいます。

招き猫と言えばもりわじんさんの粘土を素焼きにした作品が有名で、身長(?)10センチほどのものでも1万円前後して結構高価なのですが、我が家にも何点かあります(上の写真の中央にある小判をいっぱい身体につけたものとその両脇の小さいものがそうです)。

そして、昨年末新宿の東急ハンズに行ったら、入り口から入ったすぐのところにいきなりこんなもりわじんの招き猫の大集合。
Photo_2
Sn3k0061_607x800これは「誕生日祝い招き猫」で、閏年を含めた366日分の日付が前掛け部分に刻まれていて、一体一体色も体型もポーズも表情もすべて異なる1点ものばかりです。

ちょうど売り始めたばかりのようで、まだほとんどの日付が残っていました。一体10,500円という値段にひるんでしまいましたが、自分と妻の誕生日のものもあったので、その場で妻に電話。予想に反してすんなりとOKが出たので買うことに。それが下の写真の中央にある2体です:
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夫婦なので1枚の座布団の上に乗せています。うまい具合に、妻の方は金運を招く右手を上げていて、自分の方は人(客)を招く左手を上げていて、体型は自分の方が背が高くちょっと表情が固く、妻の方はふっくらとにこにこしていて、見れば見るほど実物(?)とも合っています。まるでもりわじんさんが我々夫婦のことを知って作ってくれたようです。

次回は招き猫の発祥の地と言われる今戸神社の話しに続きます。

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