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2010年11月 5日 (金)

サイクルモードに行ってきました

幕張メッセで開催中の、「サイクルモードインターナショナル2010」に行ってきました。最新モデルの自転車をはじめ、パーツやウェアの展示、さらに試乗することもできる、自転車の総合展示試乗会です。
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さそりいのししは高校時代は自転車競技部に所属していて、競輪が開催されていない時はいつも大宮競輪場で走っていました。ロードや長距離は苦手だったので、「2名ないし3名で2周(1周333mの場合は3周)先にした方が勝ち」という一番短いスプリント(当時は「スクラッチ」と呼ばれていました)が得意でした。

ちょっと本題からははずれますが、風の抵抗は速度の二乗に比例し(つまり時速60キロの風圧は20キロの時の9倍!)、自転車の場合は人間が動力なので、風の抵抗はもろにスピードと疲労に影響します。なので風を切って先行するのは不利で、ゴールぎりぎりまで相手を風よけにして後ろにぴったり着けて、ゴール前に抜く(「まくる」)のが定石です。

そのため最後の1周までは「相手を前に出そう」というかけひきで、極端の場合はバンクの上で完全停止することもあります。競輪用の自転車はペダルと後輪が固定ギアで直結しているので、うまくペダルに前後に力を入れてバランスを取ると、いわゆる「スタンディング」という両足がペダルに乗ったままで完全停止ができます。先行する場合はそれなりの戦略があるし、自転車競技の中で、唯一体力だけでなく頭も使う種目でもあったということも好きな理由でした。

さて本題に戻ると、このイベントはかなりユーザー向けという色彩が強く、メッセの二つの会場の間に試乗コースが設けられていて、1台30万円以上もするロードレーサーも試乗できるので、多くの人が楽しんでいました。

Testride1

Testride2

今回は、大手メーカーではGiant、 Cannondale、Specializedが不参加だったのが残念です。個人的には高校時代からの憧れのイタリアのブランドのCinelliが見たかったのですが、これも不参加(めちゃめちゃかっこいいでしょ、これ↓Cinelli Saetta Veloce Mix CT 29.4万円です)。

Cinelli_saetta_2

さそりいのししは今はCannondaleのMTBを持っているのですが、電動アシストのスポーツ車に興味があるので、Panasonic JetterYamaha PAS Brace-Lを比較試乗してきました。

Panasonic Jetter (写真上165,000円)は電動アシスト初の27インチ700Cのホイール(Brace-Lは26インチ)と、20kgを切る軽量さ(Brace-Lは23.5kg)が魅力の「スポーツマインドの電動アシスト」。一方、Yamaha PAS Brace-L(写真下149,800円)は前輪サスペンションとディスクブレーキ、大容量バッテリーによる47kmという航続距離が魅力(Jetterは24km)。
Jetter

Bracel

上のような写真を見た限りでは外見は大差ないように見えますが、実物を見ると、Brace-Lの方が断然かっこいい。Brace-Lは塗装がきれいでシャープでスポーティーな感じだけれど、Jetterは塗装も厚ぼったくてパッとしないし、全般的にどこかもっさりとしていてダサイ。特に、ダウンチューブが途中で膨らむところが蛇が蛙を呑みこんだみたいで気持ち悪いんですよね(下の写真を見ると、何となく言いたいことが伝わるような気がします)。やっぱり趣味の製品なので、自転車は美しくないと駄目。

Jetter_vs_brace

パナソニックはタイヤメーカーで性能も見た目もいいものが沢山あるのに、Jetterに使っているのは32Cという太く、最も安価なPaselaというダサダサのやつで、太く膨らんだルックスなので26インチのように見えます。乗り心地はいいけれど700C特有の軽快感というかころがり抵抗の少なさが感じられず、せっかくの700Cのメリットを活かし切れていない、「スポーツマインド」というコンセプトには合わないタイヤ選択のミス。センス悪いよ、パナソニックさん。

アシスト力に関しては、Brace-Lは後ろから蹴飛ばされる感じでガツンと効くのに対して、Jetterは正反対でパワーモードにしても「本当にアシスト効いているの?」と思うくらい穏やか。穏やかな方ががいいという人もいるだろうけれど、せっかく電動アシストを買うならはっきりと効いて欲しいと思うので、個人的にはこれまたBrace-Lの勝ち。

両社のホームページを見ただけでは「Jetterの方がいいかな」と思っていたのですが、やはり乗り物は乗ってみないとわからないもので、サイクルモードに来てよかったです。

下の写真は、参考出品のBrace-Lのスペシャルバージョン。後輪をディスクブレーキに、フロントフォークをブラックアウトした固定式にして、チェーンガードを短くカットしてカーボン調にした以外はシート・ハンドル・ペダルのパーツをグレードアップしたくらいですが、これだけでかなり「電動アシスト」というイメージからは脱皮したスポーティーな感じになりますね。

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電動自転車

Bracel_special_version

Bracel_special_version2

電動アシストもいいのですが、実は最近にわかに流行ってきたピストバイク(競輪用の固定ギアの自転車を公道走行用にブレーキを装備したもの)も気になっています。昔は学校から競輪場までの片道20キロの移動は競輪用自転車に補助ブレーキを付けて自走していたので、公道を固定ギアで走るのは慣れています。

ピストバイクはロード用よりチェーンが太くギアが厚く、固定ギアのため遊びがないので、力がよりダイレクトに伝わるし、変速機などの余計な重量が一切なく軽いため、多少の坂でも難なく登れてしまうのです。楽な電動アシストに惹かれる一方、その対極にあるトラックレーサー(当時はこう呼んでいました)の爽快感をもう一度味わいたいとも思って股裂き状態です(えっ?両方買えばって?)

お手ごろでかっこいいピストバイク:Panasonic FPC-13 (来年1月発売 95,000円~フレーム価格?)とMBM I am fixed (62,800円)。

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ピストバイク

Panasonic_fpc13

I_am_fixed

ちょっと欲しいな、と思ったのがこの「イル・ミラー」(2,520円)。ハンドルバーエンドに取り付けたバックミラーのフレームがLEDで光るので夜間走行時に安全です(点灯時間約50時間)。

Mirror1

一つ目を引いたのが、「Girl's Keirin」。2012年からプロの女子競輪が始まるらしいのですが、今その前哨戦が行われているのです。昔競輪場を散々走っていた割には、賭事はやらないこともあって、実は競輪は一度も生で見たことがありません。でもこれなら見てみようかと思います。選手も意外に(?)美形のようだし(笑)。

Girls_keirin_2

Girls_keirin2

Girls_keirin3_3

最後にご紹介したいのが、「Team Keep Left」という自転車のマナー向上ムーブメント。逆走を自転車のマナー(というよりは交通ルール)違反の象徴として、正しい自転車の左側(車道)通行をアピールしていく運動です。

Keep_left1

街で日常的に見かける、自転車の逆走、無灯火、傘さし、ヘッドホンステレオ・携帯電話使用、歩道での猛スピードなど、すべて道路交通法違反の行為は目に余ります。競技者として厳しい安全教育を受けた人間としては、こういう行為を見ると、まずは「よく平気であんなことができるな」という感覚があります。自分には怖くてできません。自転車をなめているとしか思えません。30年以上たった今でも、自転車に乗る時にヘルメットをかぶっていないと、裸でいるような不安感があるほどです。

今ではバイクにも乗るので車線の左端を走ることが多く、夜に無灯火で車道を逆走してくる自転車がいるとヒヤヒヤします。「死にてえのか、馬鹿野郎!」と叫びたくなります(実際にヘルメットの中で叫んでたりして)。そんな訳でこのムーブメントには即参加申し込みをして、資金作りのためのTシャツやグッズの販売にも貢献してきました。

過去の自転車関係の記事:
2009/11/03 東京アースライド
2008/4/20 チャリティサイクルイベント
2006/10/15 もう一台の「バイク」

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コメント

ヤマハの方はギヤが内装なのが気になりますな。インター8でしたっけ。

投稿: 銀座のヤス | 2010年11月 7日 (日) 20:01

こういう実用系の自転車にはむしろ内装の方が向いているような気がします。

ヤマハのHPにはこう記載されています:

スポーティな走行性能を可能にする機構「S.P.E.C.8」
 内装8段変速機のギアポジションごとに最適なアシスト力を供給する機構「S.P.E.C.8(スペックエイト/Shift Position Electric Control × 内装8段変速)」を採用。「S.P.E.C.8」は、選択しているギアの位置を検知するシフトポジションセンサーによって、ギアごとに細かく制御を行うことで、8段変速ギアを有効活用し、発進時から加速、巡航時まで全域でなめらかでスポーティな走りを実現している。
 また耐久性に優れ、ワイドなギア比でなめらかな走りを可能にする内装8段変速機は、足を止めたままで変速できるので、ストップ&ゴーの多い街中での走行に適している。


投稿: さそりいのしし | 2010年11月 8日 (月) 17:03

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