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2009年12月23日 (水)

クリスマス、クリスマスって言うけれど・・・

この季節になると、マスコミも街もクリスマス一色で、「クリスマスは何するの?」とかよく聞かれるのですが、大体クリスマスって何の祝いか日本人はわかっているのか?と思ってしまいます。

Christmas ほとんどの日本人にとって、クリスマスとはキリストよりはサンタクロースが主役で、「キリストの誕生を祝う」という意識は全くなく、「クリスマスに恋人がいないと寂しい」と言われるほど、カップルがおしゃれで特別なデートをしたり、チキンやクリスマスケーキを食べるというような、日本特有の儀式的なものになっています。

考えてみると日本人は不思議な宗教観を持った民族です。教会で結婚式を挙げ、正月は神社にお参りし、死ねばお寺に入る。何の疑問もなくこのように「宗教のいいとこ取り」をする民族は、世界広しと言えども日本人しかいません。

本来、「儀式」は宗教的な信心を表す手段として存在するものなのに、日本ではそのような精神的な側面はほとんんど意識もされずに、表面的な儀式の形式が好きかどうかという基準のみで日本人は選択・行動しています。

日本はそもそも唯一神よりは多神教的な土台があった上に、特に戦後は親が子供に宗教を伝えるというような習慣が希薄になったため、日本人は普段の生活の中で、神や宗教を精神的な「拠り所」にする必要のない、世界でも珍しい民族になってしまったのだと思います。

これはこれで日本人の自己実現性や精神的なたくましさでもあるので、無宗教や多神教を否定するつもりはありません。しかし、人様の宗教の信心の本質を何も知ろうとせずに、その表面的な部分だけをファッションのように扱い、さらにはそれを商売のために勝手に変形させる企業の目論見に盲目的に従っていたのでは、あまりにも軽薄で文化的なレベルが低いと思うのです。

さそりいのししの延べ11年のアメリカ生活で感じたことは、欧米人にとってのクリスマスとは、キリストの誕生を祝うということを通して、人間として生まれてきたことを感謝し、家族の絆を見つめ直すというような意味があるということです。もちろんアメリカでもクリスマスは大々的に商業利用されています。でもその根底にあるクリスマスの意義を、人々もマスコミも決して忘れていません。

ところが日本では、「クリスマス特集」と言えばショッピングやグルメ情報ばかりで知性のかけらも感じられません。真面目な企画をやっても視聴率は稼げないからでしょう。そうやってマスコミも商業主義と衆愚に迎合して日本の文化レベルがどんどん下がっていくのが残念なのです。

クリスチャン以外はクリスマスを祝ってはいけないなどと言う気は毛頭ありません。でもせめて、クリスマスとはクリスチャンの人達にとってどんな意味があり、何故欧米では日本のお盆やお正月のように家族が集まって、彼らがどんな気持ちでクリスマスを祝っているのか、などをちょっと知るだけで、もっと豊かな気持ちでクリスマスを楽しめると思うのです。

Wikipediaで「クリスマス」を調べる

数少ないマスコミによるまともなクリスマスイベント: ニッポン放送の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン

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