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2009年11月30日 (月)

モンブラン・マイスターシュテュックで三菱ジェットストリームを使う

Jetstream_montblanc 久しぶりに三菱ジェットストリームの話しを書いたので、ずっと書きそびれていた、モンブランの代名詞、マイスターシュテュックのローラーボールでジェットストリームを使うための替芯の改造方法をご紹介します。「好事家道」というブログタイトルにふさわしいマニアックな内容なので、一般の方にはご理解いただけないかと思いますが・・・。

2年半前に書いた記事では、ジェットストリームの替芯を無改造で使えるウォーターマンとALESSI、そして簡単な改造で使えるLAMYのご紹介をしました。今回のモンブランは、ちょっと特殊な素材と道具が必要になりますので、それよりも若干難易度は高くなります。

Jetstream_comparison_2 モンブランにジェットストリームの替芯を使う場合の第一の問題は、ペン先の突き出し量です。ジェットストリームの替芯をそのままモンブランに入れると、右の写真の上の方のように、ペン先の突き出し量が大きすぎるため、書き味が悪く見た目もよくありません。

Jetstream_oring これを解決して下のような状態にするためには、直径5ミリほどのOリングを左の写真のようにはめれば丁度よい具合になります。

Jetstream_screw 次の問題は、ジェットストリームの替芯は、モンブランの軸に入れるには短すぎるので、何らかの方法で延長しなければなりません。これは、手頃な長さと太さのネジをねじ込めばOKです。ネジを使えば、少しずつ具合を見ながら長さを調節し、短くしすぎた場合は戻せばいいのでやり直しが効きます。

ただし、このように後部からネジを入れてしまうと、インクが「呼吸」できなくなって、すぐに書けなくなってしまいます。これを防ぐためには、替え芯に2カ所、ピンバイスなどで直径1ミリほどの「空気穴」を開ける必要があります。穴を開ける位置は、上の写真で言えば空泡状になっている中央部がよいかと思います。

なお、作業手順としては、空気穴を開けてからネジを差し込んだ方が経験上、途中から書けなくなってしまうことがないようです。ただし、穴を開けてからねじ込んでいくと、リフィルの後部に充填されているゼリーが空気穴から溢れ出てきて、これが結構ベトベトするので注意が必要です(「シールはがし」のスプレーなどで拭くときれいに落ちます)。

これらの改造を施した完成形がこちらです。

Jetstream_for_montblanc_3

これで、どこにも売っていない、抜群の質感とデザインを持つ世界の高級筆記具の代名詞と、世界最高の書き味のボールペンの融合が実現します(ヤフオクで売ったら売れるかな?)

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コメント

私もjetstreamを愛用しているのですが,他のボールペンでこのリフィルを転用できれば・・と思っていました.
そこでですが,jetstream に内蔵されているバネをネジの代わりに使えば結構いろんなペンに対応できますよ!バネなので,長さの微調整は自動的にできます.少なくとも,OHTOのリフィルC-300やC-305(水性ですが)に対応するペンには問題なく装着できました.他にもいろいろ転用できるカモしれませんね.

投稿: カモ | 2010年1月29日 (金) 08:29

カモさま
なるほどバネを使うのは思いつきませんでした。試してみます。結構貴重な情報ありがとうございました。

投稿: さそりいのしし | 2010年2月14日 (日) 10:01

感動しました~。
ジェルやボールペンを多数試し、フィーリングを求めて最後にモンブランへたどり着いたとはいえ書き味には失望していました。その後のJetstreamとの出会いは衝撃的なものだったのでなんとかモンブランへ移植できないかと試行錯誤しておりました。ローラーボールとの互換は考え付かなかったです。試してみます。ちなみに簡単に私の行っている方法を記載します。モンブランのローラーボールとボールペンは互換性無いので参考になればと思います。

モンブランの純正のボールペンのリフィルは本体から2段絞って先端のボールを取り付けています。本体から最初の絞り部分を約1~2mm残して先端をばっさり切り落とします。インクを抜いた後、本体側の切断部分のバリを処理します。細かいやすりなどで少し削ればよいと思います。その穴に3色用Jetstreamのインクを差し込めばOKです。穴径とペンの外形が適度なはめ合いで保持してくれるので手で適当に長さ調整するだけでOKです。切断の加工によっては入りにくいことやゆるいことがあるかもしれませんが私の経験ではただ差し込むだけで書き味には影響ありませんでした。書いている最中にペン先が引っ込んでしまうことを気になればテープで仮の引っかかりを付ければいいのではと思います。もともとのインクの量がローラーボールの互換に対して少ないので消耗が早いですが3色ペン自体モンブランに比べて格段に安いうえに、いろいろな色を選べるというメリットはあります。もちろんスクリュー式のボールペンの場合でもその動作を損なうことはなくスムーズに出たり入ったりしてくれます。
良ければ試してください。

投稿: 頭文字K | 2010年2月21日 (日) 00:08

頭文字Kさま

コメントありがとうございます。
私も多色用のリフィルを使うとは全く考えもしませんでした。モンブランのいいボールペンも持っているので、今度試してみたいと思います。
貴重な情報ありがとうございました。

投稿: さそりいのしし | 2010年2月21日 (日) 01:59

モンブランのローラーボールペンでサラサのジェルボールペン(改造必要)を使えますよ。外したキャップをペンの後ろに付けっ放しでOKです。最高だ!!!

投稿: | 2011年12月30日 (金) 11:29

モンブランのローラーボールペンでサラサのジェルボールペン(改造必要)を使えますよ。外したキャップをペンの後ろに付けっ放しでOKです。最高だ!!!

投稿: | 2011年12月30日 (金) 11:30

私も同じモンブランを持っていたのでこのエントリーの内容に感動しました。私はネジを取り付ける代わりにペン側の中にティッシュペーパーを小さく丸めて入れましたが、問題無く使えています。(入れ過ぎ注意。入れすぎたら耳かきで取り出せます)

投稿: | 2013年3月14日 (木) 22:56

突然の訪問失礼致します。
私もモンブランに日本の水性ボールのリフィルを入れて使っていますので、同様の考ええをお持ちの方が居られて非常に嬉しく思ったのでコメントさせて頂きます。 ただし、私は ZEBRA の サラサというジェルインクのリフィルを使っています。貴殿のように O リングを使用したり、木螺子とかは使用せず、スペーサーには、リフィルの切れ端を使ったり、Oリングの代わりはテープを無理やり貼って使っています。 今後、参考にさせて頂きます。 先ずは御礼まで。 失礼致しました。

投稿: Jiro | 2015年11月17日 (火) 18:07

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