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2009年2月28日 (土)

国際的ビジネスマンのネットワーク「LinkedIn」

全世界で3500万人のビジネスマンが登録しているLinkedIn(リンクトイン=つまり「繋がっている」という意味)というサイトがあります。いわゆるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つですが、Mixiなどのブログ的なものと異なり、記事を書くのではなく、仕事上のプロフィールを公開して、コンタクト先がわからなくなってしまった人を探したり、求人・求職をしたり、商談や信頼できる仕事相手を紹介し合ったりするのが主な目的です。

特にヘッドハンターは、履歴書だけではわからない人的ネットワークも見ることができるので積極的に活用しており、自分も数年前から何回かinvitationを受けていたのですが、なんとなく胡散臭いと思って敬遠していました。

ところが、試しに登録してみると、ハマりました。以前アメリカ在住中に一緒に仕事をして消息がわからなくなってしまって、Googleなどでいくら探してもみつからなかった人たちを、いとも簡単に見つけて、10年ぶりにコンタクトを取ることができたからです。また、現在や過去の会社の上司や同僚、部下、仕事相手なども登録している人が多く、それまで知らなかった経歴なども知ることができたり、思わぬ共通の知人がいたりして新たな発見が沢山あります。

自分の名前や、メールアドレス、自分のネットワーク、現在の役職、経歴、学歴、趣味、顔写真の掲載の有無などは、どのように表示させるかはきめ細かく設定できます。たとえば、非会員や面識のない会員には最小限の情報だけを表示させ、ネットワーク登録した知人にはすべてを見せる、というようなことができます。

Linkedin_network_3

これは、現時点でのさそりいのししの「ネットワーク」です。まだ始めたばかりなので、面識があってお互いに信頼できる「コネクション」は23人しかいないのですが、その23人は一人平均100人強のコネクションがあるので、私が知っている23人に紹介を受ければ「2度離れた」2700人にコンタクトでき(「友達の友達」)、さらにその2700人から紹介を受ければ「3度離れた」28万人にリーチできるということになります。これらの自分のネットワーク内にいる人は、様々な検索条件を付けて一人一人のプロフィールを見ることができます。

Linkedin_connection_3例えば、何らかの理由でAngieという人とコンタクトをしたいと思って、Linkedinで検索してみつけたとします。そうすると、Angieはすでに自分とコネクションがあるDarcyとBrianとコネクションがある、「2度離れた」2700人の中にいるということがわかります。

このLinkedIn、アメリカのビジネスマンでは知らない人はいないくらい普及しているのですが、日本には2008年中に上陸するという話はあったものの、未だに実現していません。部分的に日本語を入力することはできるようですが、操作メニューも含め、基本的には英語が共通言語です。

その原因は、日本ではこのようにあけっぴろげに実名で個人情報を公開することに抵抗があるからだと思います。実は、「プライバシー」、特にネット上のプライバシーに最も神経質なのは日本人なのではないかと私は思っています。日本では、プライバシーに神経質になるあまりほとんどのSNSは匿名であり、出会い系サイトや悪意に満ちた書き込みをする掲示板が氾濫し、「ネットは恐いもの」という印象を与える悪循環になっているように思います。しかし、このLinkedInのように、ビジネスに活用しようとする場合、匿名では話しになりません。

また、日本の大企業では、LinkedInに登録していることが会社や上司に知られただけで、「あいつは転職しようとしている」と思われるのを恐れる人も多いでしょうし、転職した人に対しては、「あいつは会社を裏切った」と見られる企業風土を持った会社も未だに多いと思います。ちなみに、さそりいのししは現職も前職も外資系ですが、過去の同僚や上司やトップエグゼクティブのほとんどが登録していました。日本では上場企業の役員が実名入りでSNSに参加していることなど考えられませんよね。

さらにもっと深いところでは、日本での「仕事上のネットワーク」は基本的に会社対会社または役職対役職、つまり属人的ではなく属組織的に「与えられるもの」であるという意識が強く、人材の流動性も低いので、営業職以外はこのように個人対個人のネットワークを積極的に広げていく必然性が低い、という要因もあるのではないかと思います。

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