« 献血のススメ | トップページ | 「優先席」廃止論 »

2008年12月28日 (日)

これぞ「お役所仕事」!(拝啓 総務省 関東総合通信局 殿)

Photo今回は「怒りの鉄拳punchシリーズ」です。

ちょっと前の話しなりますが、「総務省 関東総合通信局」から、あるお知らせが届いていました。

なんでも、バイクツーリング用に取得したアマチュア無線局の電波利用料が減額改定されたので、その差額200円wobblyを還付したいとのことで、請求書に振込先等を記入・捺印して、同封されていた返信用封筒で送り返せとのこと。

Tsukkomi_kamigatameoto06_2そもそもわずか500円だった料金を300円に下げたところで利用が促進されるとも思えないだろうおまえpunchそれならトランシーバーに毛が生えた程度のアマ4級ハンディ無線機を使うためにオームの法則を覚えさせるような免許制度を廃止した方が早いだろうbombだいたい小学生が携帯電話を使う時代に免許だの無線局だの時代遅れなんだよannoyというツッコミはさておき。

200円を還付するために、往復160円の郵便代プラス210円の銀行振込手数料=合計370円をかけるというのだ。当然、このお知らせを発送し、送金処理する事務費用も別途かかっている(このお知らせのハンコだって、印刷じゃなくて本物ですよ)。

お役所だから差額を返金しなければならないというのもわからないでもないですが、もうちょっと頭を使うことはできないものでしょうか。例えば:

one 最初から郵便切手などで送りつける
これは返信と振込の手間とコストが省けます。
two 次回の更新(300円)を、還付する200円にさらに100円割引して無料更新とする
100円おまけしても振込コストの半額なので、これが最もシンプルで効率的な方法です。何もしなければ自動的に無料更新となり、どうしても更新したくない、という人だけに返金すればいい。
民間企業ならば、200円を返金するために370円を使うなどという馬鹿なことはせずに、返金と同じことができて客離れも防げるこの方法を迷わず選ぶでしょう。
three 発生した差額を同意のもとに放棄してもらい、被災者・犯罪被害者・交通遺児の基金などに寄付をするとか、何かまとまった金額がなければできない有益な事業に当てる(もちろん、どうしても「200円返せ!」という輩には返金する)。
個人的には、これがベストだと思います。

一説によるとアマチュア無線の人口は100万人いるらしいです。そうなると還付総額は2億円で、先ほどの計算上それを100%還付したらさらに4億円弱の費用がかかり、総額6億円近くかかることになります。

そんな無駄なことをするよりは、もし選択肢を与えられるならば、200円を100万人にばらまくのではなく、2億円を弱者救済や社会基盤の整備に当てることを選ぶ人は多いのではないでしょうか。そんなお知らせが来たら、「総務省、あっぱれ!」「お役所も変わったな」と少なくとも私は拍手を送るでしょう。

でも、縦割り行政や杓子定規な予算管理に阻まれ、ちょっと考えればこんな当たり前なことができないのが、まさに「お役所仕事」の悲しいところでしょう。

それでも彼らは「返すべきお金を返した」ということで、「きちんと仕事をした」ということになるのでしょうね。これぞ、正に「お役所仕事」です。

【さそりいのししの「怒りの鉄拳」シリーズバックナンバー】
「悪質な免許取消者には二度と免許を与えるな!」(2008/9/15)
「あまりにもひどいウィルコムD4の電源問題の対応」(2008/8/30)
「タクシー禁煙万歳!次は飲食店を!」(2008/1/9)
「タクシー業界に物申す!」(2007/5/15)
「詰め替え式カップヌードル??」(2007/4/21)
「飢餓感を煽るマーケティング」(2007/1/29)
「飲酒運転問題に思う・・・日本は法治国家?」(2006/9/14)

にほんブログ村 トラコミュ 無線、アマチュア無線へ
無線、アマチュア無線

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ131x60Yajirusiani10Blogranking125

|

« 献血のススメ | トップページ | 「優先席」廃止論 »

ノンカテゴリー」カテゴリの記事

!オピニオン」カテゴリの記事

コメント

おしゃる事はもっともなれど
何故、そのような方策が実現しないのか
その理由を完全に把握していないと、滑稽な意見にしか見えませんです、ハイ

民間と役所
同じにはならないっす
永遠に

採算が悪くても、行わなければならない事柄があって、そのような部分を担うのが役所
へき地医療等もその一例
また、公平性を担保する必要もありますな
採算に合わない手数がかかっても

そもそも、確定申告の還付申告だってそう
医療費の領収証を抱えて、しかも自分では書けないから、税務署の窓口にいって、決して安くはないであろう税務職員の人件費を割いて、事実上の申告書作成代行をしてもらって、結果として還付額が「200円」なんて例もある

しかも、その200円の還付金だって、郵便料を消費して通知が郵送される仕組み
振込の手数料もかかるだろうし
役所の人件費・庁舎管理費等々を含めれば、全く採算なんかありゃしない

けれど、それだって必要な行政サービスだと主張する側の国民も多いって実態があるんですな

加えて、それらの事柄を現場の事務改善と裁量でどこまで変化させることができるか?

基本的な部分、法律等でしばられている事柄が多いしね
仮に、今回の事を「変」とするならば、一国民として、阻害要因を正しく把握し、改善するべく政治活動を行うしかないっしょ

要するに、傍から見れば
「国民が望む行政サービスを提供し続けている」
と言われても仕方ないっすな

投稿: oyaoya | 2009年1月 9日 (金) 19:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/33255/43565215

この記事へのトラックバック一覧です: これぞ「お役所仕事」!(拝啓 総務省 関東総合通信局 殿):

« 献血のススメ | トップページ | 「優先席」廃止論 »