中学時代に買えなかった万年筆(パイロット・ミュー90)
この写真を見て、「懐かしい」と思う人は、45歳以上で、相当の文房具好きです。

1971年に、パイロットが「ミュー701」という、軸からペン先までがステンレスで一体化された、とてもカッコイイ万年筆を発売したのですが、パイロット90周年を記念して、「M90」という製品名で復刻され、9000本限定発売されました(定価12,600円)。復刻版には、キャップの先にブルーのきれいな人工石がはめ込まれています。

実はさそりいのししは、子供の頃から大の文房具好きでした。
中学生の頃、同級生がこのミュー701を持っていて、すごく羨ましかったのを覚えています。35年前の当時でも中学生にとっては高価なものだったし、同じクラスで同じものを買うのも癪だったので、買えずにいました。
それが、今日たまたま銀座の伊東屋に寄ったら、これの展示販売をやっていたのです。
試し書きをしてみると、やっぱりステンレスなので、金のペン先の万年筆と比べるとひっかかる感じがあって、決して書き味は優れているとは言えません。
しかし、中学時代の懐かしい思い出(トラウマ?)には勝てず、買って帰ってきてしまいました。
普段、万年筆は細字を買うのですが、これは細字はちょっとひっかかり過ぎて、中字でも結構細いので中字にしました。
このブログを書く際にネットで調べてみたら、今日現在では何故かパイロット万年筆のサイトにはこのM90のことは何も出ていません。今時「限定」と言っても9000本も万年筆は売れないだろうと思っていたら、通販サイトは軒並み売り切れ(入荷待ち)のようです。
同じようなノスタルジアを感じる人が多いのかもしれませんね。
不思議なことに、この万年筆を手に取って見ていると、あの当時の教室や、同級生の顔が浮かんでくるのです。
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