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2007年4月21日 (土)

詰め替え式カップヌードル??

Imgp2363久しぶりに、
「いくらなんでも、これは売れないだろう」
「あまりに悪商品なので、問題提議のために買ってしまう」
という商品に出会ってしまいました。それは:

「環境にやさしいカップヌードルの新しいカタチ・カップヌードルリフィル

いわく:
・コンパクトだから省資源
・コンパクトだから省スペース
・ゴミはまるめてコンパクト

最初にこの商品を見たのは発売直後の3月下旬。コンビニで、この詰め替え用リフィルだけを単独で売っていました。つまり、普通のカップヌードルをまず買い、それを食べたら容器を洗って保存しておいて、このリフィルを使えということになります。ちなみに、このコンビニでは普通のカップ入りカップヌードル(?)が150円のところ、詰め替え用は128円。

あまりにヒドイ商品だと思ったので、ブログに書くためだけに買ってしまって売上に貢献する、という極めて矛盾した行動を取ってしまいました。

で、なぜヒドイかというと:

1)「エコ」をうたっているけど、全然環境にやさしくない!
まず、リフィルのパッケージも「燃えないゴミ」!
大体、世の中にある「詰め替え」は、シャンプーや洗剤など、「一回詰め替えれば何回も使えたり、詰め替え用の方が量が多いモノ」。1回使うたびに詰め替えるってことは、その度にゴミが出るわけで、要はカップヌードルの発砲スチロールの容器と、このリフィルの容器のパッケージのゴミの量のわずかな差しか「エコ効果」はない。
要するに、「詰め替え」をうたっているけれど、実際には「使い捨て」とほとんど変わらない!
せめて、パッケージに生分解性プラスチックを使うとか、リフィルを何個かまとめて入れるくらいのことをしないと意味はないでしょう。

よく考えると、この商品は逆に環境的デメリットだってある。容器を洗うということは水資源も洗剤も使うわけです。上水道だけでなく下水道も使う。お湯や食器洗い機を使えば電気やガスだって使う。

例えば、以前カリフォルニアが深刻な水不足だった頃、レストランに入るとよくこのようなことが書いてありました:
「当店では、リクエストがない限り、お水は出しません。それはコップ一個を洗うのに、その数十倍の量の水を消費するからです。」

どうせ一回食べる度にゴミを出すのだったら、容器を洗うために無駄な上下水道を使わない分、むしろ普通のカップヌードルの方が環境にやさしいとさえ言える。
そこまで考えないと、一人前の大企業が「環境にやさしい」なんて軽々しく言って欲しくない。

環境問題には人一倍関心のあるさそりいのししだからこそ、このような「エセエコ商品」を出して、「環境にやさしいことをやっています」と消費者を馬鹿にして能天気に訴える企業姿勢には怒りを感じてしまいます。

2)容器の問題
このリフィルを使うためだけに、使用済みのカップヌードルの容器を洗って、まるで食器のように後生大事に保存しておかなければならない。カップヌードルの発泡スチロールの容器って、そんなに何回も洗って使えるほど丈夫ではないし、そんなものを取っておくのはじゃまくさいし貧乏くさい!

3)手間の割には安くないっ(たった22円のお得)!
それより、カップラーメンって、そもそも食器を用意したり洗ったりなどの「手間をかけない」で食べられるところに意味があるんじゃ?

・・・とツッコミどころ満載。
そうしたら案の定、1週間もしないうちに棚から姿を消して、2週間ほど見かけなかったので、「ふっ、やっぱり評判が悪くて販売中止になったな」と思ったら、4月中旬に同じコンビニで今度は売場面積を拡大して、こんなのものと一緒に復活!

Imgp2330Imgp2338

「カップヌードル リフィル スターターパック」
しっかりとしたプラスチック製の、保温性もよさそうな二重構造のカップヌードルの容器に、リフィルが2個セットで599円也。つまり逆算すると容器の値段は343円。
これで、上記で指摘した三つの問題のうち、容器の耐久性の問題は解決するけれど:

「カップヌードルって、家庭に専用容器を置くほどのもの?」
「何様のつもり?」

と新たにツッコミどころが増えてしまいました。
1月に出された日清食品のプレスリリースを見たら、このスターターセットも同時に発売される予定だったらしい。でも、実際には専用カップの生産が遅れてリフィルだけで先行発売されたけれど、それではやっぱりマズイだろうということになって一旦陳列を引き上げ、スターターセットで再度発売開始されたとさそりいのししは想像。

しかし、このスターターセットも、すぐ発売中止になって、後世に語られるワースト商品の一つとしてコレクターズアイテムになると期待して、また買ってしまいました。

結論としては、こんな商品を買うくらいだったら、袋麺のラーメンを食べた方がよっぽどマシ、ということ。

今まで日清食品に対してはプラスのイメージもマイナスのイメージもなかったけれど、企業の意図とは反対に、これで自分の中では、「なんて浅墓な会社なんだ」という悪いイメージが植えつけられてしまいました。

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コメント

とおりすがりですみません。
カリフォルニアのレストランの話って、いつ頃、カリフォルニアのどこら辺で見ました?
自分はサンフランシスコ〜ロスアンゼルス辺りのレストランにはかなり入ってますが、今までそのような説明を目にしたことは一度もありません。
乾燥地帯なカリフォルニア、確かに水源の問題等色々あるようですが、レストランに入ったら水ぐらいは気軽に飲みたいような。でないと脱水症状で体調を崩します(笑、でもホントに)
しかし「その数十倍の水」って、水のコップごときをどんな風に洗ってるんだか... そこがアメリカンなのかな。

PS
この記事とは関係ありませんが、ブログのバイクのプロテクション等の各種記事は非常に参考になりました。ありがとうございます。

投稿: gixer | 2007年10月23日 (火) 23:53

gixerさま
サイト休止状態であったため、レスが遅くなって申し訳ありません。見かけたのは5年ほど前のロスアンゼルスだったと思います。最近は西海岸には行く機会がないので、今はないのかもしれませんね。

でもその代わり、ほとんどのアメリカのホテルで見かけるのは、連泊する場合、タオルを毎日洗わないでいい人はラックにかけ、洗って欲しい人は床に置いてください、というような表示。これも水資源節約のためです。

投稿: さそりいのしし | 2008年1月 5日 (土) 15:49

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