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2010年12月 4日 (土)

ヤマハの電動バイクEC-03に試乗してきました

発売されたばかりのプラグイン電動バイク、ヤマハEC-03の試乗会を近くのバイク屋さんで開催していたので行ってきました(開催日程は、こちら)。

Ec03composite

まずはこの製品の概要ですが、家庭用の100Vのコンセントから6時間で充電し、約43キロ走行できます。ただし、取扱説明書をよく読むと、43キロというのは時速30キロで平坦地の連続走行という条件で、一般的なストップ&ゴーのある条件だと標準モードで30キロ、パワーモードだと20キロ、上り坂だとさらに減ってしまいますので、実用的な走行可能距離は20キロ以下と思った方がよさそうです。

後で速度に関しても述べますが、ヤマハのサイトの「半径5キロ程度の都市部の短距離移動に適している」という表現には実は深い意味flairがあるのです。

充電にはアース付きのコンセントが必須で、これがない場合は工事が必要です。車体は重量56キロ、全長1.56メートルとコンパクトなので、マンションのエレベーターに乗せて室内保管も可能でしょう。

価格は税込み252,000円ですが、原付扱いなのでこれに自賠責や登録諸経費が2万円程度がかかります。ただし今なら国から最大2万円の補助金が受けられますので、ほぼ車体価格で購入できると考えてよいかと思います。

さて試乗ですが、バイク屋さんの周辺を数キロ走った感想です。まずは車体がコンパクトなので身長183センチの自分には窮屈かと思いきや、全く違和感はありませんでした。以前ベスパに試乗した時は窮屈で不快で5分と乗っていられませんでしたので、これは意外でした。

走行性能ですが、加速はもっさりしていると感じました。さらに最高速はメーター読み31キロで完全に頭打ちで、それ以上は「ビタ一文出さない」という感じです。実はこれは「標準モード」で、試乗後に調べたら時速43キロまで出る「パワーモード」があることを知ったのですが、ショップは試乗時に全くその説明をしてくれませんでした。ヤマハも接客方法をしっかりと教育してほしいものです。

50ccの原付でも実際には40キロ以上で走っていますし、正直言って標準モードでは田舎道や交通量の少ない住宅地での「チョイ乗り」以外では使い物にならないと思います。パワーモードにしても、50ccのスクーターよりは加速も最高速もかなり劣るので、交通量の多い幹線道路での走行は「遅すぎて迷惑で危険」だと思います

しかもパワーモードにすると走行可能距離は20キロ以下になってしまうので、いずれにしてもEC-03は幹線道路を主体に走るというような使い方には向きません。ここで、前述の「半径5キロ程度の都市部の短距離移動」という表現の真の意味がわかってきます。

やはり「バイク」と考えて50ccスクーターなどと比較してしまうとどうしてもこういう見方になってしまいますが、これは「バイク」ではなくて、「漕がないでいい電動自転車」だと割り切ることができれば、エコだしランニングコストは抜群に低いし、利用する地域や距離やシーンによってはそれなりのメリットはあるかと思います。

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なお、ご参考までに、リッター70キロ走る、Piaggio MP3 Hybridというプラグインハイブリッド3輪スクーターなんていう製品もあります。

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