自分はビジネス書はほとんど英語の原書を読むので、以前はアメリカのアマゾンから紙の本を大量に空輸していました。なのでKindleは2009年10月にInternational Versionが発売されてからずっと愛用していて、これまで購入した電子書籍は、100冊は軽く超えます。
紙の本の厚さを平均2センチとすると、本来本棚で2メートル分のスペースを要する本が、この厚さ9ミリの中に入っていると考えると、凄まじい紙資源と輸送コストと保管スペースの節約です。
2009年10月22日:初代Kindle(Kindle2)の記事はこちら
2010年8月27日:Kindle3購入の記事はこちら
そして、昨年の秋、第四世代のKindleを購入しました。アメリカに2週間ほど出張していたので、現地で注文してホテルに配送してもらいました(109ドル=約9000円)。なお、現在Kindle TouchとKindle FireにはInternational Versionはないので、米国在住ユーザー以外は購入できません。

左のKindle4(Wi-Fiのみ)は169g、右のKindle3(3G)は234gと65g差ですが、写真の革ケース付きだと、それぞれ326gと405gで79g差となります。画面サイズは同じなのですが、Kindle4の方が「枠」が狭いので、幅はKindle4の方が114ミリと8ミリほど狭くなっています。実はこの8ミリの差が大きくて、Kindle3は背広のポケットには大き過ぎますが、Kindle4なら楽に出し入れができます(裸の場合)。
このケースは、最近お気に入りのA-Case社のもので、写真のように前面のカバーを折り返すと、スタンドになるものです。昼食を食べながら読書をすることも多いので、この機能は非常に便利です。
ここ半年くらいKindle4を使っていたのですが、どうもストレスが溜まるので、最近Kindle3に戻しました。その最大の理由は、アンダーラインを引くのに、キーストロークが多いことです。
自分はビジネス書が主体なので、非常に頻繁にアンダーラインを使います。Kindleの素晴らしい機能の一つに、すべての書籍のすべてのアンダーラインした部分だけを、あたかも一冊の本のように読み返せるというものがあります。なのでたまに読み返すと、それまで読んだ本の重要なポイントを頭に刷り込むことができます。
Kindle3でアンダーラインを引くには、カーソル中央の決定キーを押せばアンダーライン開始になるのですが、Kindle4は決定キーを押してから、"start highlight"を選択し、終点では再び決定キーを押してから"end highlight"を選択しなければならないので、キーストローク数が倍以上になります。これは、電車で立ったままや、食事中にやろうとすると結構うっとうしいものがあります。
もう一つストレスになるのが、画面左右のページめくりボタンがあまりにも幅が狭く、押しにくいこと。特に、革のカバーを装着するとさらに押しにくくなります。要するに小型化がかなり使い勝手にデメリットを及ぼしているということです。それから、これは本当にわずかな差なのですが、Kindle3の画面の方が、若干フォントがシャープでくっきりしていると感じます。
確かにKindle4の小型軽量さも魅力ですが、約80グラムの差だったら、使い勝手とストレスフリーを選ぶという結論に達しました。やっぱり長く使うものは、我慢して使い続けるのは精神衛生によくありません。
以前の記事にも書いたように、Kindle3からすでにハードウェア的には日本語の表示に対応しています。今年中に日本でもKindleの電子書籍の販売が開始されるという噂ですが、果たしてアメリカのAmazonのアカウントから購入したKindleで、日本の書籍も購入できるのか。できないとなるとKindleを2台持たなくてはならなくなります。カラー版のKindle Fireは、現在北米ユーザー専用になっているので、日本でKindle Fireが販売されるのであれば、それも仕方ないかと思いますが。




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